戦極〜第九陣 中尾”KISS”芳広 結果 | ブッカー K の 格闘 MF !!

戦極〜第九陣 中尾”KISS”芳広 結果

ワールドビクトリーロード
「戦極~第九陣~」

2009年8月2日(日)さいたまスーパーアリーナ
開場14:00 開始16:00


試合リポートは 上のリンク先 GBR を見て下さい。

試合後のインタビューは 下記 戦極オフィシャルサイトへ 

「戦極~第九陣~」試合終了後インタビュー①


試合前に

「試合が決まって練習量を減らさないと疲労が抜けないんですよ。そのくらい普段の練習がキツ過ぎます。自分は101.5kgで試合をするようにしているんですが、今はもう102.5kgです」と独自の調整方法を語る。

  対戦相手のムベはタフで知られるファイターだが中尾は「作戦もないしボコボコにします。それでも倒れないんだったら、もっとボコボコにします」と一方的な 試合展開を予想し、「彼は倒れないと言っていますけど、(中尾がKO勝ちした)BIGジムヨークとは質が違うと思います。ムベ選手はいい選手で、いいコン ディションで来ると思います。でも僕はムベ選手がそうやって来れば来るほどやりがいを感じるんです。ムベ選手をしっかりとKOする。KOできなかった負け だと思ってもいい。完全決着するつもりです」と自らに高いハードルを課す。


もちろん これは 本音と公開会見での意気込みが混合したコメント。


一般的に チェ・ムベ選手の本当の強さが、分かりににくいのだと思う。


前にも ブログに書いたが、大変な試合になると 思っていました。


でかい、総合を良く理解していて、その上で 自分の持ち味である タフネスさを武器に


最後に逆転のKO勝ち。


一見、単なる逆転勝ちに見えているかもしれないが、 あれは 作戦だ。


そのタフネスさを どこまでも 奪って、奪って、 その上で KOをしなければ


チェ・ムベ選手に勝つ事は 非常に難しい。


EXCの無敗のハーマン選手に勝ったのはまぐれでもない。


グレコローマンのレスリングでも世界の舞台で 世界中のトップと試合をして来ている選手だ。


以前私がマネージメント契約していた事もある グレイシー・バッハに居たADCCチャンピオンの


ペジパーノとの試合も、ちょっとしたミスで敗れてしまったが、内容的にあの柔術チャンピオン/ADCCチャンピオンのペジパーノを下から返しているいるし、2-3回投げてと言うかテイクダウンからの展開など 上手かった。


PRIDE時代では ソア・パラレイ (彼も ADCC世界大会に予選を勝ち抜いてサンパウロの大会に出て来ていた選手で、KOTCのオーストラリアから売り込まれていたので、だいたい実力は査定出来ていたタフな選手だった。)

との試合は イケイケのタフマンコンテスト的試合に勝利。


ハリトーノフとの試合は最初互角かなあと見ていたが、ハリトーノフのパンチが目に当たって、


タイムを取りたそうだったが、豊永レフリーがそのまま 試合を流した。

 


その直後にパンチから蹴りの連打を貰って試合まけた。


あそこで、ちゃんと チェックを入れていれば 試合は どうなったのかなあと思うし、


目に攻撃は入った様な所があってから、上手く行かなくなったが、分からない試合だった。


チェ・ムベは 後輩には ユン・ドンシクらもいたり、韓国でも有名で 何年か前から 道場でも後進の指導をしている。 当然 後輩達のまなざしが凄いし、LIVE中継されている。


そうとう練習しているし、今回の試合はかなり タフだなあと 思っていたし、チャ・ムベの法則に持って行かれると


そうとうやっかいである。 それから ヘビー級の試合戦う事を 考えて、TKか立ててくれた、またセコンドでアドバ


イスしてくれていた事は80%出来たと思う。 中尾自身 今、後輩達に 練習がどう活かせるかのを試合で見せている。


まだまだ、 総合10戦だ。これから もっともっと 色々 相手によって 戦う戦術も違うだろうが、


ムベ選手相手には、TKも授けてくれた ポイントは あの形だった。


もちろん、試合の度に 課題や 色々な事が おこる。


チェ・ムベさん達も 基本 同じ様な理解、同じ様な練習ををやっているのだと思ったし、


木口先生まで 付いて応援されていました。 頼みますよ~~木口先生!!!


しかし、 シンプルというか、 勝つ為には こう言う事までやらなければならないんだと


改めて、RINGS 時代思わせる様な 非常にシンプルで且つレフリーの死角をを付いた


なるほどと 唸る様な 事を仕掛けて来たのだ。


中尾が がぶっている時に、ムベ選手は マウスピースのしている歯で、中尾君の 指を思い切り噛んでいた。


噛まれた中尾君は だからといって、せっかく取ったポジション、簡単には手を離せない。


それならそれで、更に指を入れてたら、更に噛まれたらしい。 ホントにRINGSの時の試合を思い出した。


勝負に対する執念、 他の韓国人選手と違い、心の折れない 素晴らしいハートを持った選手だった。


しかし、噛み付いた事等、中尾をは対して気にしてないし、 それどころか、そこまでやって来るムベ選手を


有る意味 尊敬した。 そして、ムベのその勝ちに拘る執念、 そして 折れない心。(ウエスタン人はあの様な戦いでは もっと淡白に心が折れてしまうが、ムベ選手は流石に 兵役のある韓国と言う国のMMAのパイオニア、 私は 勝手に 韓国のTKと 呼んでいる) 本当に見習うべき所も沢山あった。


ファンの皆さんの期待には 答えられなかったかも知れませんが、それでも勝た無ければならない状況だった。


中尾君が あれだけの動き、パウンド、をやって 本当に心が 折れないムベ選手は技術も有るし、素晴らしい選手です。


正直、負け起こる事も 私は 覚悟していました。


ムベ選手は 誰とやっても 勝てる可能性を持っている選手です。


しかし、 TKの授けた戦術、そして その他 中尾の今の 出来映え、コンディションを見てのアドバイスは

流石だ、  兎に角 今日は 中尾君が 勝って良かったです。


12時から 勝利者会見なのですが、行けるだろうか、、、もう 朝 7時20分。


心配です。 夜中に 中尾選手とも 2時間以上は 電話で今日の話を色々論議、もろもろでした。


眠いです~~~~ 遅刻しない様にしなければ。。。。


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