今日は昔読んだ本をご紹介。
篠田節子さんは、重厚で耽美な世界の小説をよくお書きになりますが、これは違うテイストの作品。
さらっと読めるサスペンスです
ブルーハネムーン(光文社文庫)/篠田節子
姉小路久美子の職業は結婚詐欺師。美貌と抜群のプロポーションに目がくらんだカモから合法的に金を巻き上げていく。やり手の証券マンを手玉に取り、次のターゲットをシステムエンジニアに。そこで出会った美青年・関畑が資産家の御曹司だと知ると、古屋敷を借りて大がかりな罠を仕掛け、今度も大成功、のはずだったが…。
こういう軽いノリの小説も書けるなんてー。
結婚詐欺師の主人公。むむっ?と思うところですが、狙うは資産家!ということで一緒になって楽しんじゃいました
仕掛けもバッチリ!いざ勝負!というところになってストーリーは一転、思いもよらない方向へと進んでいきます。そのへんは、ハラハラ。
久美子のキャラが好きだったので、ぜひ続編を~~と望んでいましたが、全然出ない(・_・;)
そうね・・・もう諦めるわ・・・。
今、篠田節子さんの別の小説を読んでいます。
本当に素敵な作家さん。大好きです
ではまた♪
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