いやー、今日は風が強くて参った~
髪の毛ぐちゃぐちゃ
- 嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)/東野 圭吾
- ¥520
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バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに一人の刑事がやってきた。彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが…。
この短編集も大好き
加賀刑事のシリーズです。
【嘘をもうひとつだけ】
バレエ団の事務員が自宅バルコニーから転落死した。加賀刑事は元プリマの寺西美千代に目をつけるが・・・?
【冷たい灼熱】
帰宅した田沼は、自宅で息絶えた妻を発見する。幼い息子の姿は見えず、行方不明のまま捜査が開始される。
【第二の希望】
器械体操オリンピックを目指す娘と暮らす真智子。交際している男性が絞殺され、聴取されることとなるのだが・・・。
【狂った計算】
交通事故で夫を亡くした奈央子。彼女のもとを加賀刑事が訪れる。奈央子の家に出入りしていた建築士の中瀬の行方がわからなくなり、捜査をしていると言うのだが・・・。
【友の助言】
加賀の友人、萩原が高速道路で事故を起こした!幸い命はとりとめたが、見舞いにきた加賀が恐ろしい推理を話し出す。
つい最近再読したので、今回はあらすじ付きで
どの話もとても悲しい結末。
人間の起こす事件にはどうしても物悲しさがつきまとうけど、この作品は特に切ない読後感を抱かせます。
加賀刑事はとても鋭いからねー。動機の深いところ、心の奥にまで入っていって犯人を追い詰めます。
個人的に印象に残っているのは、【狂った計算】。
これは女性が読むととても切ない気持ちになると思う
短いお話なんだけど、女性ならではの「未来を諦める気持ち」と「未来への希望」、相反する気持ちの葛藤が描かれていて、本当に切ない。
ちょっとした短編の中にもいい作品は結構ありますね
ネタに困ったときの東野先生です。ハイ
ではまた♪
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