- 白いメリーさん (講談社文庫)/中島 らも
- ¥470
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まっ白な帽子に白いスーツ、白いストッキングに白いハイヒール。髪もまっ白という「白いメリーさん」。誰を殺してもいいという年に一度の「日の出通り商店街いきいきデー」―など、怖すぎて、おもしろすぎる9編を集めた珠玉の短編集。
ユーモアでありミステリでありホラーであり。そんな異色短編集。奇才、中島らもさんのとっても楽しい作品です
らもさんの力の抜け加減をお借りして、今回はのんびりレビューです
収録作
・日の出通り商店街いきいきデー
・クロウリング・キング・スネイク
・白髪急行
・夜走る人
・脳の王国
・掌
・微笑と唇のように結ばれて
・白いメリーさん
・ラブ・イン・エレベーター
【日の出通り商店街いきいきデー】
年に1度の、誰を殺してもいいという「いきいきデー」。
商店街の人々は身近な武器を片手に、いざ戦闘態勢へ-。
これはすごーくハラハラドキドキ楽しい作品
【脳の王国】
人の心を覗くことができる真平に持ち込まれた依頼とは・・・・・?五感を失った少年の心を覗くという、とても不思議なお話。感動。
もう少しその世界が見たかった。
【白いメリーさん】
都市伝説を追うフリーライターの主人公は、娘から「白いメリーさん」の噂を聞くのだが・・・・・・。
ちょっぴり恐ろしく、ちょっぴり哀しい物語。
全身真っ白のメリーさん・・・・・怖いっ
ところで「白いメリーさん」って本当は存在するの・・・・・?
私は横浜生まれの横浜育ち
この噂は何度も聞きましたが、土地柄そういう人がいても違和感がなかったので、普通に信じていました。
改めて検索してみると、都市伝説だ!!というサイトもあれば、実際にメリーさんらしき人を写した写真を載せているサイトもあり・・・・・・。
実際に見たわけではないので、五分五分といったところでしょうか
ではまた♪