- 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)/福岡 伸一
- ¥777
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ベストセラーとなっている本書。
サイエンスというカテゴリーに少し躊躇しましたが、読んでみての感想は・・・・・・。
「読んでよかったーーー 」
すごいです!! 感動です!!!
分子生物学を専門とする著者。
この本の中では、DNA解明への道のりや、細胞の研究、ウィルスとは何か?などが語られます。
その知識だけでも十分に楽しめるのですが、この本の素晴らしさはずばり文章です。
見た者だけに表現できる、生命の美しさ。
研究の日々、過去の偉大な学者たちの功績。
美しい表現力は、非常に文学的です
ミクロの世界は果てしない宇宙にも似て、神秘的で広大で複雑で生命力に満ち溢れています。
生命とは一体何なのか。
貝殻と小石をわける、その境界はどこにあるのか・・・・・・。
一つ一つの細胞の躍動。生命の素晴らしさが溢れた一冊。