人前で演奏すると言う事はAVに出演する位恥ずかしい部分が有る。

その昔ボストンの今は無きジャズクラブに某女性ドラマーを聴きに来ていた爺さん達が「君の逝く時の表情が素敵だった」と言うのを聞いて呆れてしまった記憶が有る。
私も若かったので、爺さん達の発言にインパクトが有ったのでこれを今迄覚えて居る。

最近も、ジャムで横に座っていた女性が(日本人では有りません)が、「今演奏している彼女は楽器とxxxxしているみたいね」(健全ブログの為伏字を使わせて頂きました)と言うのを聞いてその昔のドラマーの記憶が蘇った。

人々は俺達が演奏しながら逝く表情を見ているのかと思うとこれは有る意味AV以上に恥ずかしい事なのかも知れない。まあ、全ての人間がそう言う目で見ているとは言わないが、本人も気づいて居ない部分で実はそう言う部分で見たり、感じたりしている部分が有るのかも知れない。
100パーセントの人がそうだとは言い切れないが、結局人間も動物なのだから根底に流れる生殖と言う非常に基本的で有り、深い部分と言うのは結局全ての行動に何らかの形で関与して居ると考えられなくも無い。

暑い中夜中の散歩(徘徊とも言う)から帰りフッとこんな馬鹿な考えが頭をよぎった。




散歩中、5年振りに蛍を見た。
外は夏の香。
私は後何度この香を嗅ぐ事が出来るのだろうか?


Bonz