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凡三郎の日々

「不惑」から「知命」へ…。さ迷いっぱなしの日々を過ごしてきて、天命を知ることができるんでしょうか?そもそも私に天命なんてものはあるのでしょうか?日々行き当たりばったりです。

記事タイトルはこちらの方のブログタイトルをちょっぴり拝借いたしました。
漫画については、あのススさんもこちらの記事で語っておられます。
(毎度勝手ですみませんです)

凡三郎は漫画が好きです。
特に10代~20代にかけては、よく読んでおりました。
今でも続けて読んでいる作家さんもちらほらと。
その中で今回ご紹介したいのは…

星野之宣さん

です。
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、Wikiから一部引用してみましょう。
(Wiki全文はこちらです)


星野 之宣(ほしの ゆきのぶ、1954年1月29日 - )は、日本のSF漫画家。

作者・作品の概要

北海道釧路市出身、愛知県立芸術大学美術学部日本画科中退、中退の理由は性に合わなかったからだという。1975年に『鋼鉄のクイーン』でデビュー。『はるかなる朝』で第9回手塚賞受賞。『葬送船団』で月例ヤングジャンプ賞入賞。

緻密な構成と卓越した画力による、スケールの大きなハードSF的ストーリーを得意とする。初期のタッチはアシスタント経験からか竜崎遼児風であった(望月三起也風との評も)が、次第に劇画タッチに変遷し、欧米のハードSF小説をベースとした大胆なアイデアを緻密な作画で描くことで荒唐無稽に陥らないリアリスティックな作風を確立する。SF以外にも、古代史・超古代史系の伝奇作品を発表している。代表作は、『2001夜物語』、『ヤマタイカ』、『宗像教授伝奇考』。『2001夜物語』はOVA化、『宗像教授伝奇考』はTVドラマ化されている。

同時期に週刊少年ジャンプでデビューした諸星大二郎と親交が深い。SF作品が続いたのち、一時期創作の方向性に思い悩んだが、神話世界を題材にした作品『ヤマトの火』を手がけるにあたって、先駆者たる諸星大二郎の『暗黒神話』を「これ以外に頼るよすががなかった」と参考にしたという(潮出版『宗像教授伝奇考』文庫版7巻巻末の対談より)。『ヤマトの火』は完結を見ることなく中断したものの、のちに名作『ヤマタイカ』や『宗像教授シリーズ』が生まれ、2人が伝奇ミステリーの2大巨頭として認知されることになった。

文学者の伊藤整は大叔父にあたる。

私としては、『鋼鉄のクイーン』はあまり記憶がありませんが、『はるかなる朝』はリアルタイムで記憶しています。
で、一番最近に買ったのはこちらです。

宗像教授異考録 13 (ビッグコミックススペシャル)/星野 之宣

¥1,300
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近いうちに14巻も出るようで、楽しみにしています。

最近は伝奇モノが多い星野氏ですが、私の中で今も「買おうか、どうしようか」と悩んでいるものがあります。それがこのシリーズです。

ブルーシティー (MF文庫)/星野 之宣

¥620
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おおまかなストーリーはざっと以下の通り。
(おぼろげな記憶に頼っていますので相違点があるかもあせる

隕石に付着して地上に到達してしまった宇宙病原体。
伝染力が強く、このままでは人類は滅亡を待つばかり。
滅亡確率が99.9999%に達した時に発動するシックスナイン計画。
オゾン層を自ら破壊することにより紫外線のシャワーを浴び、死滅する人類。
集団自決から逃れたのは、海洋都市ブルーシティーに住む数万人のみ。
計画が発動されたのは、このブルーシティーを生き延びさせるためだった。

しかし、宇宙病原体と思われたものは、マッドサイエンティストが開発したもの。
紫外線による効果もあり、水棲人類として甦る元の人類。
ブルーシティーの司令官とマッドサイエンティストの間の浅からぬ因縁。

人類と水棲人類との地球の覇権を賭けた闘いが始まる。


って、ところで連載が打ち切り…しょぼん
アンケート至上主義の少年ジャンプでは仕方なかったのでしょうが、残念でした。

それからかなり経ってから、ヤングジャンプで続編「バトルブルー」が数回(3回かな?)掲載されて、そこでまた完結に至らず、さらに20年以上も単行本未収録の状態でした。
そしてようやく2008年に、この本に収録されることになりました。

星野之宣SF作品集成1 CONTINENT (光文社コミック叢書“シグナル” 14)/星野之宣

¥2,800
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そうしましたら、今年はこんな本が刊行されておりました。

BLUE CITY CHRONICLE Ⅰ/星野 之宣

¥2,800
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BLUE CITY CRONICLE(2)(光文社コミック叢書SIGNAL)/星野之宣

¥2,500
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そうです、「ブルーシティー」と「バトルブルー」の抱き合わせです。
光文社さん、やってくれます。
でもねえ、少々お値段が張るんですよ。
新作にはイイんですが、旧作にこの値段はキツいですね。
悩みはしばらく続きそうです叫び

さて、オマケです。
星野氏の宇宙モノとしてはこの本のイメージが大きく、ついついこの映画のことも思い出してしまいます。どちらも傑作です。


2001夜物語 1 新装版 (双葉文庫 ほ 3-4 名作シリーズ)/星野 之宣

¥630
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決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)/アーサー・C. クラーク

¥840
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それと、ノベライズ関連でこんなものも見つけました。



小説 宗像教授伝奇考 縄文の磐音 (KCノベルス)/奥谷 俊介

¥1,300
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こちらはオマケのオマケっていうところでドクロ
なぜか、「宗像教授」でYouTubeの検索に引っ掛かりました。