大極殿の桜が満開です。
正確には大極殿跡の記念碑なのですが、みんな大極殿と呼んでいます。
ここの桜がきれいだと、地元で評判です。


大極殿は天皇の即位式、お正月の朝賀や御斎会、外国使節の謁見など
国レベルの儀式が行われる、とても重要な場所でした。
ここは、北の玄武=船岡山、南の朱雀=巨椋池、東の青龍=鴨川
西の白虎=山陰道が交わる場所で、平安京最大のパワースポットでした。

1177年、安元の大火で大極殿は焼失。
さらに、巨椋池も干拓され、当時のパワーは失われました。