千本通と丸太町通の交差点に行ってきました。
平安時代に大極殿があった場所です。

mon bon ami-大極殿1
大極殿は朝廷の正殿。
天皇の即位式やお正月に行われる朝賀や御斎会
外国使節の謁見など国レベルの儀式が行われていました。

mon bon ami-大極殿2
さて、正確な場所は・・・。

mon bon ami-大極殿3
南北は横断歩道から鶴屋吉則という和菓子屋さんまで。
東西は和菓子屋さん側の歩道から千本通の一筋西の通まで。
ここがとても重要な場所だったんですね!

mon bon ami-大極殿4
内野児童公園には大極殿石碑があります。
万物の根源、天空の中心を意味するのが太極。
大極殿の由来です。
そこは帝王が世界を支配する中心でした。
もっと簡単に言うと、そこは龍穴。
要するに、パワースポットですね。

千本丸太町は少し北にある船岡山から
龍脈を通って流れてきた気が噴き出すポイントです。
さらに、神泉苑から八坂神社へ流れてゆきます。

日本の大きな龍穴には、ほぼ古社が鎮座すると言われています。
例えば、清水寺や貴船神社もそうです。
しかし1177年、安元の大火で焼失した後
不思議なことに、再建されることはありませんでした。
それはパワーが弱まることを意味します。

ふと、気になって年表を調べてみました。
3年後、1180年源頼朝は平氏追討の挙兵。
平清盛は福原京遷都を強行します。
う~ん、つじつまが合ってますね・・・。

しかし、そんな凄いパワーがあるとしたら
有効利用しないのは、なんだかもったいない気もします。
でも、ゆっくりした京都が大好き。
このままで良いかも。