自然は楽しい自然はいろんなことを教えてくれる。

自然は楽しい自然はいろんなことを教えてくれる。

メインはゴルフと山(キャンプ含む)、おまけに海から旅行まで沼にハマった人の行く末は。

井上順雄(いのうえたかお)公式ブログ
Amebaでブログを始めよう!

まず上の写真を見ていただきたい。

ほぼ同じアングルで、絞りF2/125/ISO160で撮影した写真です。

画像もいじらずオリジナルのままです。

どっちがQ2でどっちがM9かお分かりになりますか?

 

 

 

 

 

正解は上の写真がQ2で、下の写真がM9です。

当然ライカのカメラをお使いの人はお分かりになると思いますが

現ライカのセンサーはソニー製だ。

M9はM型ライカデジカメでは最後のコダックのセンサーを搭載するモデルなのだ。

主観で人それぞれ感じ方も違うので一概には言えないが

僕的にはコダックのセンサーのほうが色気がある。と感じるのだ。

さすがフィルムメーカーのコダックがライカのために仕上げたセンサー。

フィルムライクとでも言うべきか現在のデジカメでは出ない独特の

世界観を表現してくれている。

あるブログを見るとM10以降のライカの撮る画は画像で、

M9のライカが撮る画が写真というのだ!と言い放っていた方が

いらっしゃったが、まさしく同感だと思ってしまった。

なので僕はきっとこのM9を手放すことはないと思う。

 

最近M9のセンサー含む部品のサポートが終わったようなので

歴代最高傑作と思っているM9と同じ写真を撮れるライカが入手できない。

画像ではなく写真が撮れるライカが早く出て欲しいものだ。

 

写真はQ2とこれまたCCDセンサーが素晴らしい初代M-monochrome

 

 

LEICA Q2。このカメラの評判はものすごく良い。

実際使ってみると機能に関しては文句のつけようがない。

なのでここでは作品として、写し出す色気について

超私的にレビューしてみようかと思います。

センサーの機能的な部分はネットを調べていただけると

膨大な情報が載っているので割愛させていただきます。

下の写真を見ていただけば一目瞭然だが

新しいライカに搭載されているCMOSセンサーと

ひと昔前の初代ライカMモノクロームCCDセンサー搭載モデルでは

こんなにも写真に違いが生じる。

レンズが違う、撮り方だとか、画素数とか

片やモノクローム専用機、もう一方は基本カラー撮影機

とかいう問題ではなさそうなのです。

 

上が初代モノクローム(CCD)

下がQ2のモノクロモードで撮影した

CMOSのライカ

 

僕がよく目にしてきた

フィルム撮影時代の色気が再現されているのだ。

(今回はモノクロームの比較だが

次回ブログアップしようと思っているのははライカM9との比較で

M9はコダックのCCDセンサーを使用していて

フィルムメーカーのカスタマイズがいかに凄くて色っぽいかの

話をしようと思っています。)

そんなM9との画の比較をしているうちに初代のCCDモノクロームにも

当てはまるのではないかとじっくり撮り比べているうちに

やはり僕的にはどうしてもCCDの微妙なピントが甘く感じる

柔らかさだとか滲んだ感じ、

それにともなう写真全体のフィルム感がたまらなく好きなのだ。

かといって画素数に物足りなさは感じないし

ダイナミックレンジも言うこと無し。

このカメラにノクチルックスを搭載すればなんとも昇天してしまうほど

美しい写真が撮れてしまうのだ。

 

レビューとしては多分稚拙だろう「色気」と言う表現を

あえて使わせてもらうとすれば

好みもあるだろうがこの初代モノクロームに僕は軍配を上げたい。

 

ライカMモノクローム+ノクチルックスf1

 

ライカMモノクローム+ノクチルックスf1