夏場のパソコンの放熱

冬場は厳寒期でもなければ、四畳半の小部屋の為パソコンを一日中稼働させると、暖房の代わりになりますが、

酷暑の夏は、エアコンなしの部屋の為、気温が本日でも33℃ですが、最大で38℃位まで上昇します。

室温が常時28℃以下の快適なオフィスでは、夏場といえども特別な放熱対策は必要ありませんが、

室温が35℃以上になりますと、秋、冬、春にはなんら問題のないPCでも排気温度が熱風に感じられ、何らかの放熱対策が必要になります。

扇風機は人間の為より、パソコンの放熱の為に使用します。

1.5mくらい離れた扇風機の弱い風を、パソコンのケースの正面からあてるだけでも効果は相当あります。

最近のパソコンの電源はもっぱら静音のものばかりで、ファンの回転数が、気温ではなく消費電力により可変する構造が問題です。

パソコンの消費電力がそれ程大きくないと、いくら気温が上昇してもファンの回転数は上がりません。

昨日、電源の排気温度をしらべましたら、48℃ありました。

電源のコンデンサの耐熱温度は85℃とか105℃ですので、

50℃の排熱で、すぐに悪影響が出るわけではありません。

昨日の室温は32℃です。

そこで本日より扇風機を稼働させることにしました。

もっと気温が上昇しますと、パソコンのケースを片側オープンにして、直接扇風機の風を当てることも有り得ます。

パソコンを長期間稼働させた後、速やかにケースを開けて、CPUファン、チップセットのヒートシンク、ハードディスクなどを手で触っておおよその温度を図ります。

たとえかなり熱くても、ずっと触っていられる温度なら、それ程問題はないと思いますが、それ以上の加熱は原因究明と放熱対策が必要です。

本日扇風機で弱い風を当てただけですが、排熱の温度は40℃に下がりました。