鳩山総理辞任ということで、誠に残念な結果に終わりそうです。

弊ブログとしては、参院選までは政権を担当していただきたかったのですが。

鳩山総理を思想、信条、政策等を除外して評価しますと、この人は世間で言われているような馬鹿ではありません。

相当に賢いというか、総理が務まる程よく回る優秀な頭脳であるのが、会見から垣間見れます。

大臣の国会答弁などを聞いておりますと、自分自身の言葉で発言しているか、官僚の作成したシナリオの代読かは大体は分かります。

自分自身の言論で答弁できない大臣は、その職責を果たす基礎能力に欠けており、大臣はおろか、総理大臣が務まるのか?

能力的にみて全く無理ではないでしょうか?

菅直人:経済の基礎知識が高校生よりも劣ることが、国会答弁で明らかになった。

40年以上前の大部のベストセラー経済学教科書(サミュエルソン)などを今ごろになって購入した時点でXです。

現在の国政の半分以上は経済問題なのですから、泥縄でなんとかなることは有り得ません。


岡田外相:外相に就任してから、人相が変わりました、頬の肉が欠け、疲れきって表情を見せた時もありました。

この人には外相のポストさえ重すぎたのです。なので総理大臣はもっと無理でしょう。

前原 誠司:この人は、現在のポスト、国土交通相を大過なく努めており、発言も自分の言葉であることが多いです。能力的には一応は合格点ですが、レベルは聡明才弁(頭が切れて弁舌も爽やか)ですので、良いと言っても一番下のランクです。

そのうえは磊落豪雄、戦後政治家では田中角栄があてはまります。

しかし、人材の評価は更に上があります。

深沈重厚です。どっしりとして落ち着きがあり重みがあり、北極星のように物事に動じず、聡明才弁な人材や、磊落豪雄な人材をキラ星の如く従え使いこなせる人物です。

鳩山後継候補ですが、前原60点でなんとか合格、その他諸々は問題外です。



鳩山首相が辞意 閣僚明かす
2010.6.2 09:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100602/plc1006020935008-n1.htm

 鳩山由紀夫政権の閣僚の1人が「鳩山首相が辞めると聞いている」と語った。民主党議員が2日朝、明らかにした。首相は同日、退陣する意向を民主党幹部に伝えた。

 民主党は午前10時から両院議員総会を開き、首相から進退も含めた今後の党運営について話を聞くことにしている。

 山岡賢次国対委員長は国会内で記者団に「場合によって総会後、役員会、常任幹事会を開く。午前の委員会はすべて止めた」と説明した。午前に予定されていた参院本会議、午後の衆院本会議の審議もすべて中止される見通し。

以上産経新聞引用