アメリカトヨタ自動車は、同社最大のリコール問題が発生する懸念が有るのにも関わらず、また以下の様な訴訟が提起されているのにも関わらす、

一大販売促進キャンペーンを北米市場で行うという、空気が読めないというか、問題の本質を理解していないというか、

トヨタ自動車の都合だけで行動しても許されるのは日本市場だけです。

トヨタ自動車リコール問題の前には、既に中国製タイヤのセーフガード発動問題が発生しております。

この中国製タイヤの排斥方法も、中国製タイヤが原因とされる交通死亡事故を取り上げるという方法で始まっており、手口が今回のトヨタ自動車リコール問題とほぼ同じです。

何故トヨタ自動車は、中国製タイヤセーフガード発動問題を他山の石としなかったのでしょか?

トヨタ自動車役員、幹部は下記の「始まった米中・保護主義合戦」をよく読んで米中2大自動車市場で排斥されないよう、米中の保護主義政策をよくよく研究して下さい。


JBPRESS
始まった米中・保護主義合戦
事情を読めなかったオバマ大統領~「中国株式会社の研究」~その27
2009年10月02日(Fri) 宮家 邦彦
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1850



トヨタ、北米で販促強化~4Q、プリウスはサブブランドに
更新2009年09月17日 19:32米国東部時間
http://www.usfl.com/Daily/News/09/09/0917_036.asp

 2年連続の赤字を見込んでいるトヨタ自動車は、2009年10~12月期に北米市場で例年より30~40%多い10億ドルの広告・宣伝費を投入し、販売強化を図る。

 ウォールストリート・ジャーナルが関係者の話として伝えたところによると、販促キャンペーンには、リース補助金や低金利ローンの提供、その他の消費者向けインセンティブ(奨励策)、ディーラー向け広告支援などが含まれる。リースてこ入れでは、他社の値下げにも対抗できるよう、月額算出の基準となる推定再販価格を引き上げる。


以上U.S.FrontLine引用



更新: 2009/09/04 23:45
元弁護士が米トヨタ提訴 「事故訴訟で情報隠ぺい強要」
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20090902D2M0201E02.html
 【ロサンゼルス=共同】米国トヨタ販売の顧問弁護士だった米国人男性が、在職中にトヨタ車の事故に関する訴訟に対応した際、トヨタ側から不利な情報を隠ぺいするよう強要され苦痛を受けたとして、損害賠償などを求めてロサンゼルス連邦地裁に提訴していたことが1日分かった。

 米紙ロサンゼルス・タイムズによると、2003年から07年まで顧問弁護士だったこの男性は、トヨタのスポーツタイプ多目的車(SUV)やトラックの横転事故に絡む訴訟で、運転手らが死傷する原因となった車の屋根の強度不足に関する情報を出さないよう強要されたと主張している。

 男性は、屋根の不具合が証明された300件以上の事故のデータをトヨタが破棄したとしている。7月下旬に提訴した。

 米国トヨタ販売は声明で「トヨタは法的義務を真摯(しんし)に実行しており、原告は不正確で誤解を招く主張をしている。対抗措置を取って反論する」としている。

以上NIKKEI NET引用