お宝

■弟と共同の、車庫兼ガラクタ置き場を取っ払うんで、俺の取り分、っても全部ゴミなんだけど、を一応整理しに行った。なんかのユニフォームとか作業服とか寝袋とか、やっぱゴミ。カセットとか本なんかは、どーしたもんか少しためらう部分はあるものの、湿気がひどい場所で、カビだらけなのでやっぱゴミとする。天才バカボンほか、傷みの少ないマンガは何冊か救出した。「兄のお宝」と、母親の字で書いたカンカンがあったから開けてみたら、BB弾と切れた時計バンドと灰皿が入っているだけだった。何を思って、これを俺の宝だと思ったんだか不明。ちょっと遅れてる子と思われてたのか。梅雨時の半地下車庫は湿気がいつにもましてヒドく、ちょっといただけで具合悪くなった。瘴気が舞っている。一時、家なき子の弟が、ここに住もうか真剣に考えたといってたが、こんなカッパドキアの岩窟ホテル以下の場所、もし住んでたら三日で結核になってただろな。

■元実家があった場所の前に車庫があり、実家の跡地には誰かがこ洒落た家、猫の死体とかエロ本とか埋まってるとこに建てており、この車庫取っ払ったら、もうここにゃあ来ねえんだろうなと思うが、思うだけで特に感慨もなく。三軒先に住んでた大家の息子がアル中で、酔って暴れちゃ「うるせー！！殴れるもんなら殴ってみろ！！」って地べたに大の字になったりしてて、それじゃ殴れねえじゃん、とか思ったもんだが、やつは今どうしてんだろか。まあ、そんな程度の感慨。

ロッカーズ

■そーいやロッカーズ観てねえなあと思い、地元のダメビデオ屋じゃまず置いてなさそうだから、下北のビデオ屋わざわざ入りなおして、借りてみて開始３分、「あっ、これ観た」。やられたあ。でもまあ、観たの憶えてないってことは観てないってことで、いつもモーローとしてるおかげで何でも新鮮でよろしいと前向きに考えてじっくり観た。「バイク盗られたべ！！アッタマきたラスタ」みたいに、語尾に「～ラスタ」ってついてんのが、「ダヨーン」とか「なのだ」のようでいかしてた。字幕にも取り入れた方が、トレンチタウン度が増していいんじゃないだろうか。北国のホッケ漁港の荒くれどもを舞台にした、山本譲二とサブちゃん主演の映画「ホッケーズ」の場合、「オヤジぃ、大漁だぜみちのく！！」「おう、御殿建てるぜチィラシィ！！」になるんだね。いかすぜ。

ビデオメーカー

ロッカーズ〈ジャケット・リニューアル版〉

ウンコチンチン

■「露出でクビ部長の実弟『ウンコチンチン』で懲戒に」 。ああなんてほのぼのニュース。なんか、そーゆー人集めた部署でも作って、「ウンコチンチン新聞」とか発行して、庁舎の壁に貼っときゃいいのに。そいつらの給料は当然ウンコ。これがボンベイだったらね、懲戒どころか、おこづかいでもあげるけどね。残念。

脳

■バランス取るのがモットーだから、肉食ったら野菜食うし、うんこしたらしっこするし、AV見たらニュース見るし、本だって、やる気マンマン 買ったら、うっちゃれ五所瓦 買ってバランス取りたいわけよ。で、こないだ不食のおやじの本買ったから、バランサーとして白州次郎 買ったんだが、大変背筋が正されました。そりゃ。ドブさらいでも礼儀正しくありたい。で、昨日明石屋さんまの白州次郎特番がやってたので見たわけですが、宮沢元首相には驚いた。元々ヨーダみたいだったのが、リアルヨーダになっていた。CGいらず。それでも話すことはしっかりしてっから、脳って丈夫だと感心もした。こないだ、二回立て続けに、前を歩いてるじじいに、ブビュウウって、かなり餡がつまった感じの屁をぶっかけられたが、やつらも下のお口はゆるくても、上のお口はしっかりしてたりすんだろか。あと、明石屋さんまの前歯がいつの間にか白くなってて、気になって仕方がなかった。芸能人は歯が命か。そんなわけで、番組の中身はアタマにあんま入らなかった。

びしゃびしゃ

■つい２、３日前までは暑さでモーローとして、エアコンつけなきゃ寝れなかったというのに、今朝はもう使わんだろうと思ったが、一応その辺に出してあった羽ぶとんかぶっていた。わけわからん。ずぶ濡れでチャリンコ漕ぐのが何か気持ちよかったので、調子ん乗ってびしゃびしゃで店来たら、ズボンが気持ち悪く、足元ヒーター引っ張り出して、暖まりつつ乾かしている。こんくらい涼しい方が、アチーのよりは百倍気持ちいいが、いくらなんでも極端過ぎやしないか。って、いつもいつも天気に文句いってるが、これは百姓の末裔だから？狩猟民族は天気に文句いわんのかね。でもお隣の熊切さんは、どう考えたって勇者の末裔な名字だが、「アッツいよー。もうヤんなっちゃうよー！！」っていつも文句いってる。土方の親分だった銭袋さんは何の末裔だろう。お大尽？金庫破り？仕事がうまく進まないと、「あーっ、穴掘れねー！！」って文句いいながら、その辺の鉄板、サンダーで削ってドス作ってた。なかなか鋭いデキだった。まあそんなことはともかく。愚かにも天気に文句いうのって日本人だけなの？タイ人もあんだけ常夏なとこで、アッチーアッチー文句いってた気がするが。ロンドンっ子はやっぱ、曇ったー曇ったーって文句いってんの？イヌイットは黙って肉食ってる気がする。漢らしく。全世界からご意見いただきたいところだ。

■全世界っていや、友達がこないだまで、アラブから南米まで飛び回る出張してて、でも出張って、そいつ経理だのに、何やんの？って聞いたら取立てだって。世界中の取引先に、金払って下さいっていいにいくんだが、「他んとこにも払ってないから安心しろ」「まあ砂漠に流せ」「あれ？お母さんに払ってくれって頼んどいたんですけど」みたいな、ああ、最後のは俺が前いわれたやつだ、ちょっとどうかという理由で全然払ってくんないんだって。でもその代わり、王様みてーな凄い接待受けるらしい。素敵だ。やっぱ大会社よねえ。

傷だらけの天使

■深夜突然、傷だらけの天使が見たくなり、昔ダビングしたやつ引っ張り出してみたら、色が飛びまくってショーケンも水谷豊もみんな黄疸のようだったが、岸田森＆今日子兄弟は違和感なかった。傷だらけの天使はホント好きで、何回も通しで見てるんだが、話とかはあんまし憶えてない。いつも酔っ払ってモーローと見てるからだろうか。ショーケンが中指にタバコ挟んだまま寿司つまむシーンは、うっわーマズそーという衝撃で憶えている。しかし、ショーケンかっこいい。最近は奇行を報道されるだけになっちまって哀しいが。こないだまでやってた、弁護士のくず は傷だらけの天使オマージュっぽくて、なかなか好きだったんだけど、そーいやいつだったかやった復刻映画は、豊川悦司がショーケンだったんだよな。オサムちゃーん。

バップ

傷だらけの天使 Vol.6

豊真将

■ふぇーりくそびっちだょ。ちょたぃかぃこわいょぉー。こわくてカメラマンぶんなぐっちゃったょぉー。

いやなんとなく。露鵬の本名がフェーリクソヴィッチだもんで。ビッチつながりで。どっちも微妙に古い話題ですが。

■うんこだちんこだ垂れ流してる俺がいうなってとこだけど、ブログなんてキチガイに刃物の典型で、あーゆー、アタマおかしい人の油に火注いでるね。ブログなんてなきゃ、火つけなくて済んだのに。しかし、たまたま表沙汰んなっただけで、あーゆー人たちがまだまだびっしり回線の向こうに貼りついてんのかと思うと、石引っくり返したらダンゴ虫びっしり、のようで生理的に気持ち悪い。生理的にといえば、秋田の子殺し鬼畜、ほんっっとに、世の邪悪をことこと煮詰めて裏漉しして、漉し器の網目からぶちゃあって出てきたウンゲロ汁みたいな、凄まじく邪悪な顔してる。メシ時のニュースであの顔が出ると、さあご飯だ「料理バンザイ！！」でも見っか、ってチャンネル回したら、「食人族ディレクターズカット版獣姦シーン入り」がドアップで！！くらいのイヤーな気分になるので、顔にモザイク入れて欲しい。

■そんなこんなで、イヤーな日々が続く中、唯一の生きる望みは寺尾の愛弟子豊真将 。爽やかとか清清しいとか誠実とか一本気とか、日々とんと目にしないものが、実体として土俵の上に立っている。豊真将の取り組み見るために、久々に幕内前半から実況を見る今場所だ。

炭火

■アッチーアッチーっていうと、余計アッチクなるからいいたかねえが、昨日、むうわああって、ちっちゃいお相撲さんの地縛霊が身体中にびっしり貼りついてるような暑さで息が苦しくなり、なんなんだ、死ぬのか？と思ったら東京は３５℃だったそうで。そりゃツライわ。暑さもツライが湿気がね。たまらん。一番街の水パイプ屋の前を通るといつも炭火の匂いがして、このむうわあああっの中で嗅いでると、バンコクのガード下を歩いているようだ。少し気分が和らぐ気もするが暑い。

「アッツイヨ！！バンコクヨリアッツイヨ！！」

猛暑の東京をタイ人が憤ってんのを聞いた気がするが、いつどこで聞いたのかモーローだ。

「アッツイヨ！！カルカッタヨリアッツイヨ！！」

憤ってたのはインド人だった気もする。地元のカレー屋のMrティトさんだったか。モーローとしてるから、夢かもしれん。ここ数日、暑過ぎて、気がつくとテレビつけっぱなしで畳の上で寝ており、夢も見てんだか見てないんだか、寝れてんだか寝れてないんだか、よくわからない。いかんですなあ。友達がまた送ってくれたトウモロコシを生でかじって精でもつけねば。

無限

■ハミガキ粉がなくなりそうでなくならない。あと一回？まだ行ける？とか思いながらもう何日経ったか。目薬も、最後の一滴、とか思いつつ点しながら、もう半年くらいなくならない。ああそういえば、アブサンの最後のワンショットを小ビンに入れて、チビチビ飲んでんのも、もう二ヶ月くらいなくならない。不思議だよなあ。湧いてんのか？それか、ホメオパシーみたいに、海の中に分子一粒、くらいの濃度でもって、どんどん使用濃度が薄くなり、ハミガキ粉の分子一粒しか使ってなかったりとか。貧乏は無限だ。

山田 鷹夫

人は食べなくても生きられる

■なんも食べないの？スゲー！！と思いこのおじさんの本を読んだが、やっぱ食ってた。アイスが好きだそうだ。腐ったマグロも食ってた。でもまあ、丸出しで大変好感を持ちました。煮込みとか生肉食いながら、食欲は悪魔だ！！というくだりを読んでたら、確かに悪魔だと納得。下の写真を見るに、このおじさんは悪魔ではなさそうだ。

　　　　　　　

バイアグラ

■昨日は店を逃げ出して放浪していた。海とか住宅街とかドブ川とか、意味も無く汗だくでうろうろ歩き回り、ビールがうまかった。あちー。

■一日メールをチェックしないと、便がどっさり溜まる、というどっさり具合でメールがどっさり溜まる。アドレス二個で、メール３００通、うち出会い系スパム１５０通、バイアグラスパム１５０通、じゃあスパムじゃないメールは何通？出会い系は件名に色々趣向がこらしてあっから、腹立たしいながらも憎めない部分もなきにしもあらず、でも出してるやつは天罰でチンコ腐れろ、って感じだが、海外からのバイアグラスパムは、全部件名VIAGRAで、芸がない。無機質な同じ件名がずらーっと並んでる様は、いかにもスパム、って感じで、やっぱり、出してるやつは天罰でチンコ腐れろと思う。外人はそんなチンコ立てたいんだろか。やつらふにゃふにゃだからなあ。