板橋の自然健康ヨーガ教室
「板橋の自然健康ヨーガ教室」のホームページです。


https://bolt-moriya-yoga-studio.amebaownd.com/



板橋区の戸建ての一つのスペースで開催している自然健康教室です。

ヨーガ、瞑想、呼吸法、自然健康体操、自然健康運動を行っております。

宇宙のエネルギー、力に逆らわない、自然の流れを考慮して、

出来るだけシンプルにやさしく、どなたにでも適応するよう行っております。

単なる体だけの健康を求めるのではなく、

心の持ち方を重要視し、

心身の健康を求め、

豊かで明るい人生を目指せるようにと教室を開催しています。

大手の有名な教室ではなく、町の小さな個人の教室ですので、

どうぞお気軽に門を叩いてください。


不調を感じている方、

何かに頼らず、自身に備わっている力で、

自身で整え、改善していきましょう!

老若男女、どなたでもやさしく行えます。


「板橋の自然健康ヨーガ教室」主催 守屋雅彦
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2024年6月27日(木)のクラス

6月27日(木): 2クラス予約受付中!


身体の響きを味わいましょう!

呼吸を味わいましょう!

静寂を味わいましょう!

ヨーガを味わいましょう!


①9:00-10:00(60分)ヨーガ・アーサナ(動的観察)


②10:00-11:00(60分)瞑想(呼吸法+静的観察)


老若男女問わず、どなたでも出来ますので、

お気軽にご予約、ご参加下さい。


tel: 09023206566
e-mail: yoga-yls@plum.plala.or.jp


守屋まで


「B-MAKE」に当教室が掲載されました!

「ボディ(Body)メイク」「美(Bi)メイク」を

応援するサイト「B-MAKE」に当教室が掲載されました。

どうぞご覧ください。


<トップページ>
https://kimitsu-iron.jp/media/


<掲載ページ>
https://kimitsu-iron.jp/media/mu-itabashi/


▼エリアページ(ヨガ 板橋)
https://kimitsu-iron.jp/media/yoga-itabashi/



2020年、今年一年有難うございました。

昨日で2020年のレッスンが終了となりました。

今年一年、途中、休講することもありましたが、

皆さん、継続してご参加いただき有難うございました。

皆さんが受講していただくことにより、

私自身も常に勉強出来ているということは間違いございません。

決して派手な教室ではございませんが、

それでもこうして継続して教室をやっていけるのは、

皆様のお陰以外の何ものでもありません。

ご縁のある方には本当に感謝しております。

また来年も新たなご縁に巡り合えるよう、

自身も修練致します。

来年もどうぞ宜しくお願い致します。

皆様への感謝の念を込めて。


板橋の隠れ家ヨーガ教室「無」代表 守屋雅彦


私の走りの日記(33)

 

『自然な走りを求めて』

 

自然な走りを求めるまでに色々な過程、試行錯誤がある。

 

まず、腕振り、脚の動かし方を色々と試してみた。

中にはいい感触を受ける事もあるのだが、

それを続けていくと、なぜか上手くいかなくなってくる、この繰り返しだった。

上手くいかなる主な要因は、意識する箇所が、

思うように動かなくなることがほとんどだった。

意識の中で強調してしまうのだろうか、

硬くなってしまうのだ。

そこで自然な肉体の衰えを素直に受け入れ、無理のない動きを求めるようにした。

無理にストライドを広げようとか、膝下を伸ばそうとか、また腿も高く上げようとせずに、

足が地面に落ちるまま、そこに体重を乗せて、地面からの反力で前が進むがままに任せて走った。

最初はいい感じで、これだと思ったのだが、

これも次第に感覚がずれていき、身体の乗り込みがうまくいかなくなってきた。

 

しばらくして、これまで意識していたのは、体の末端が主だったことが分かった。

そして末端部よりも、中心、いわゆる体幹部分から出る力の方が、

より大きいものだということを知り、体幹を意識して走るようにしてみた。

しかし走るという動作は、脚の動きであり、

体幹をどう働かせれば、よい走りに結びつくのかが分からなかった。

そこで今度は、体幹に一番近く、脚の付け根になる股関節、

そして腕の付け根の根っこの肩甲骨に焦点をあててみた。

股関節の動きは、伊東浩司さんや末續選手の走りの文献で読んでいて、それをヒントに試した。

気持ちよく走れる時もあったのだが、

やはり何本も走ると、次第に硬くなり、動きが悪くなってきた。

そこで臀部の筋肉を使えるように走ってみたり、

更には、日本人と黒人の違いである骨盤を前傾させて走ってみた。

元々、上にピョンピョンと跳ねるような走り方だったが、

骨盤を前傾させることにより、推進力が上に逃げないで、前のみに働くことを感じる事が出来た。

しばらくこれを意識して走っていたのだが、

前に進む体に脚が追いつかなくなり流れ気味になってきた。

脚が流れると、体を支えるのにハムストリングに大きく負担がかかるように感じた。

また無理に骨盤を前傾させていた事により、

次第に腰が重くなり、快適に走れなくなってしまった。

 

身体の中心部に意識を置き、これではないかと思っていたのだが、

またまた壁にぶち当たり、どこに正解があるのか路頭に迷ってしまった。

 

そんな中、『奇跡のトレーニング』小山裕史著を手に入れた。

言わずと知れた「初動負荷理論」の書である。

「初動負荷理論」については、ここで私が敢えて紹介するまでもない、

いまや運動界で広く知られている理論である。

 

私には、この本を読んだだけでは、この理論を中々理解出来ないのだが、

それでも自然な動きには、

「重心移動」、「共縮」、「反射」が大事である事が分かった。

 

身体が移動するには、最初に重心が移動し、安定していた体のバランスが崩れる。

バランスが崩れたままだと、体は転倒してしまう。

その為、脚や腕がバランスを取ろうと動き出す。

この脚や腕の動きが、意識的に行うと余計な力が加わり、自然な動きに結びつかない。

これが筋肉が緊張する「共縮」という状態であるという。

この「共縮」状態にならない為に、重心移動の際に、

骨盤の片方を前に出して、それについていくように股関節も動く。

こうすると、意識的に脚を動かそうとしなくても、骨盤に脚がついてくる。

この筋肉が緊張することのない、自然な動きが「反射」だと現時点では理解している。

そこに自然に体が乗っかっていく。

これが上手くいくと、膝は高く上げる必要はなく、

競歩の延長のような動きになり、

伊東浩司さんが、すり足を求めたのが理解できる。

 

ここにくるまでに、もっと様々な事を試し、修正、そしてまた新たに試すと繰り返してきた。

ここでは、細かい部分は省くことにして、

現在に行きついた大まかな経緯は上記の通りだ。

 

まだまだ観なくてはならない点はごまんとあると思うし、

一ヶ月後には、ここから離れて、また新たな方面を模索しているかもしれないが、

今までの試行錯誤とは異なるところは、

これまでは、体の部分的な動きを検討していたのが、

今は身体全体の移動というところに意識を向ける事が出来た。

より中心から走りを見つめる事が出来たように思っている。

 

次回からは、日記の様式が変わり、

気が付いた事、分かった事、考えの変更などあった時点で、その都度記していくようにする。

 

 

 

 

私の走りの日記(32)

 

『走りを勉強する、そして求める「走り」』

 

早朝、競技場での自主練。

日中は、中々時間も場所も確保出来ない為からの行動だった。

最初は、試しにやってみた位だったから、

正直、この朝練を続けていこうという固い決意はなかった。

しかし今日も、今日もと競技場に行くうちに、

そこで体操をやっているご年配の方々と挨拶をするようになった。

挨拶が会話になり、顔見知りが増えていった。

こんな感じで毎日ではないが、朝の競技場での練習は日課になった。

走り始めた当初は、リレー出場くらいを目標にしていたのだが、

40代も半ば過ぎると、今更スプリントをやろうという人が何と少ないことか。

たった四人のメンバーが集まらなかった。

そしてメインが朝練になっていくと、次第に仲間と練習する回数が減っていき、

試合出場を念頭に置かず、マイペースでの個人練習に変わっていった。

 

この朝練を始めてから丸五年が経つ。

冬の寒空の中も、夏の湿度の高い暑い朝も、

そしてこのコロナ渦でもよく続いたなと思っている。

 

この五年間で、スプリントについて色々と考え、学んだ。

最初は、映像が主で、見よう見真似だったが、これでは当然肉体がついていかず、

頭の中でイメージしていたものが体で表現出来なく、苦悩することが数年続いた。

きちんと勉強していなかったから、

この走りがなぜ速いのだろうと細かいところを理論的に見ていなかった。

すり足走法も、単に脚の軌道が小さく、エネルギーのロスを少なくした、

省エネ的な走りなのだろうと表面しかみていなく、

その根っこにある大局を観ていなかった。

 

ジャスティン・ガトリンの様に腕を後ろに大きく振ると、

より大きな推進力が出るのかもしれないと試したり、

逆にウサイン・ボルトのように脇を締め、腕を引きつけて振る事により、

スムーズな回転が得られるのではないかと試してみたりと色々やってみた。

結局は、表面的に真似しているだけでは、

肉体的な違いからも、うまくいかない事も次第に認めるようになった。

 

走り始めてから常に苦労したのは、

頭の中で思っている通りに体が動いてくれない事だった。

いくらスピードを落としても、100m、150m中に膝がガクッと折れるし、

そして腕振りと脚の動きのバランスが狂い始め、スムーズに走れなかった。

それに筋力が落ちているせいなのか、

途中から前に進んでいる感じがなく、そこで何とか前に進もうと、

余計な力を入れるから、体は力んでしまう。

流しもまともに走れないという状態がしばらく続いた。

そんな状態で走っているうちに分かった事があった。

年齢と共に失われていく肉体機能「スピード、パワー、バランス、柔軟」のうち、

取り戻すのが難しいのは、

①スピード ②バランス ③パワー ④柔軟

だということが分かった。

要は、歳をとっても神経より筋肉の方が鍛えやすいということだ。

逆に言えば、筋肉機能より神経機能を復活させるのは困難だということ。

その点を考えて、敏捷な動きでスピードを求めようとする考えを捨てる事にした。

 

更に勉強していくと、今度は‘接地’と‘反発’という言葉を多く目にするようになった。

30年以上前の現役の時には、これらの言葉を聞いたことも、考えた事もなかった。

100m、200mで速く走る為には、当然つま先接地だという感覚でいた。

つま先(実際は母指球まであたっていたが)で蹴り、

そこで足首がバネの役割を果たして、スプリント特有の走りが出来るものだと思っていた。

つま先で接地するからこそ、腰が入り、高い位置にキープし、ストライドを稼ぐいうイメージだった。

しかし更に調べると、「フラット接地」という言葉を目にした。

これがすり足走法の元祖(?)である伊東浩司さんや末續選手、

そして更に調べると今活躍している桐生選手などこの接地だということを知った。

また逆に遡ると、つま先接地の代表と思っていたカール・ルイスも、

実は「フラット接地」なのではないかとおもえるような、コーチであったトム・テレツ氏の話も目にした。

この‘接地’と‘反発’については、直に専門家に話を聞いたことがないので、

いまだにこれだという確証は得られないが、

あれこれ試しては違うと修正しながら繰り返し研究している。

 

45歳で再び始め、現在は50歳と50代の仲間入りをしてしまった。

 

この五年間で、次第に走る目的も変化し、明確になってきた。

まず第一に、高校時代に大分置いてかれてしまったライバル達に、

少しでも追いつき、追い越せるよう、一人心の中で競う事で、

独り練習を続けるモチベーションにしていた。

ライバル達からすれば、勝手に勝負している感じで、おかしな話に聞こえることだろう。

でも辛い時は、彼らの事を思い出しては、もう一本頑張ったりした。

 

また走る事において求めるものも少しずつ変化していった。

まず100mを全力で走り切る事が自分の肉体的には難しいと感じ、

タイムを上げる為のトレーニングというよりも、

衰えた肉体でも走れるような無駄のない、無理のない、そして怪我のない、

自分にとっての自然的な走りを求めるようになった。

ここを追求すれば、誰にでも適応する、

人間のごく自然的な走りの基本が見つかるのではないかと思っている。

 

そしてもう一つ走り続ける明確な目標があるが、これはここでは明かさないでおく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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