ボク道の妻たち
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試合

もうすぐ。

もう少し。


いまニュースで長谷川穂積選手の特集が放送していた。

長谷川選手の復帰に向けての内容。

途中、世界戦で防衛に失敗したシーンが流れた。

そして長谷川選手の奥様とお母様がうつった。

『いつかは負ける日がくる』

お母様が奥様にかけた励ましの言葉。

『ビックリしましたね』

奥様は微笑んで返していた。



…なぜか私の頬には涙が流れた。



あの時飲み込んだ涙。

忘れられない思い。


応援してくれた人の前で流せなかった。

励ましてくれる人の前では流せなかった。

何より、
お夫の前では絶対に流せなかった。



シャワーの音でかき消した。



あの涙が今になって流れでてきたのだろうか。


ボク道の妻たちが飲み込んだ涙。

それは男達の血を再びたぎらせ、汗となって流れていく。


泣くのは勝ってから。



お妻が決めたこと。

インターバル


大好きな夏に完全にKOされていた。

頭痛、食欲不振、めまい、立ちくらみ、吐き気…

たかが夏バテだと思いこみ、
ならば熱中症かとも思いこみ、
2週間たっても治らないので病院へ。

結果、



肩こり。



肩凝りて。

そりゃこってるわ。

10代から四十肩だわ。

絵描いたり、本ばっかり読んだり、パソコンばっかりしたり…

肩にしてみれば壮絶な人生でしょうよ。

それにつけ、今は完全ママ依存のお次女さんが子泣き爺のごとく張り付いていらっしゃいますゆえ、致し方ない状態でありんしょう。


肩凝りて。


うそーん。


眠ることも出来ず、どうにもならんので寝そべりながら絵を描いて現実逃避するが…
ボク道の妻たち-SBSH0920.JPG




失敗である。

余計病むわ。

肩も凝るわ。


数日経って幾分良くなったと思えば、お次は虫歯である。

穴があいているのを知らぬふりをし、数年もの間誰の目にもさらされることのなかったお妻の歯達。

歯の鎖国的状況は、江戸文化のごとく独自の虫歯を広め、急速に発展と成長を遂げていた。

結果、実はほぼ虫歯であるといった壊滅的な状況であることがわかった。

歯の鎖国は破られ、
産まれてこのかたママと離れたことがほぼ皆無のお次女も、ついにパパに預けられて寝るといった快挙を成し遂げた。

現在は破壊と再構築が繰り広げられ、戦後の日本を思わせる。



虫歯で食欲不振はさらに続く。

このあとはお夫の減量がある。

きっと食欲不振はさらに続く。

産後に残ったたわわなお肉を
今のうちに減らす絶好の機会である。


嗚呼、夏大好き…。

インターバル

昔からマンガやアニメが大好きだ。

ジブリももちろん大好きだが、
この前姪っ子と母と本を読んでいた。


話題の『借り』暮らしのアリエッティ。


姪っ子が言った。
『借りってことは返してるの?』


…。

いや、借りてないがな!?


『パクり』暮らしのアリエッティ。


一歩譲っても
『借りパク』暮らしのアリエッティだな。


ジブリは好きよ。
うん。

お妻なんぞがとやかく言えないくらい
絵や世界観とか素晴らしいし。



しかし!
なーんでこんな変な言い回ししたのか…。


お妻は昔借りたマンガを借りパクしてしまっていて、その罪悪感は一生もの。

やはり人のもの盗るのはいけない。




『借り』とは報いらなければならぬ恩や恨み。


なにが!
なにが言いたいのだ!
ジブリ!!

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