放課後ティータイム GO!GO!MANIAC 売るという愛買うという憎しみ またはその逆について | 「僕の頭の中」 on Ameblo

放課後ティータイム GO!GO!MANIAC 売るという愛買うという憎しみ またはその逆について

映画「インランドエンパイア」は
唐突な売春シーンからはじまる。
興奮をあえて抑えたような男の声と
その官能に応える女の声
奇妙なアングルによって二人の姿は
はっきりわからないけれど
僕たちはその場の濃密な関係性、
売るという行為と買うという行為が
交錯した時に放つ愛憎いりまじった
欲望のカタチに圧倒される。

このニュースを見て思ったのは


放課後ティータイム、史上初の1位2位フィニッシュ


やっぱり売ると買うがガチンコでぶつかってる
現場はおもしろい!!ということでした。
フリーから始まって僕には
「それってぼったくりバーやん!!??」って
感じのフリーミニアムや嫌消費まで
もっちろんそういう無料の動きもおもしろいっちゃ
おもしろいんだけど
前にもエントリーしましたが「売る買う」という
関係性とはセクシャルな関係のメタファーで
その場が放つ独特な熱は人の心を奇妙に熱くさせる。
JPOPやROCKのCDが売れなくなって
アニソンやそして再び!!歌謡曲が売れていることの原因は
「一部のマニアが買ってるだけ」じゃなくて
売買という欲望のカタチへの本気度のちがいなのだ。
売るという事、買うという事、それはどちらも
深く奇妙に交わる官能的な体験のことなのである。