WEBRONZA 朝日新聞社
 「全聾(ろう)の作曲家」「現代のベートーベン」などと呼ばれていた「作曲家」佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(50)が、実は「ゴーストライター」に作曲を依頼していたことがわかった。この事件が発覚して以来、CDが出荷停止になったり、公演が中止になるなど波紋が広がり、メディアでは一転して「偽ベートーベン」「詐欺師」などと厳しい批判が出ている。
彼は確かに悪い。
しかし、「ヒロシマ」や「ハンディキャップ」を売りにする音楽業界、音楽以前に「感動の美談」をありがたがる聴き手の側にも問題はないだろうか?

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この事件が起きる前に書けば、少しは説得力もあるのに「後出し」ですか。
ああ、そうですか。
まぁ、Web Ronza様の、ご指摘どおり「聴き手の側にも問題」があるのだとすれば、
それを煽ったマスコミにも「問題があるのでは、ないだろうか?」と私は思いますね。

少なくとも
佐村河内守という生きかた――両耳の聴覚を失いながらも続けた、“いのち”の作曲
とか「感動の美談」を記事にした、dot.asahi.com 様に「後出しで、問題提起する資格」はありませんよ。

せめて、最後の行に
「感動の美談を煽った、マスゴミに大罪は無いのだろうか?」ぐらい付け加えてくださいよ。