3. 生活の始まり/ 体温37 度は熱ではない | Bokensdorfのブログ

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国際結婚から考えた「隠れた構造・隠れた文化」について
加えて「世の中の仕組みは実はこうなっている」について書きます

■ 体温37 度は熱ではない

日本の体温計は37 度のところが赤く塗ってある

家内は日本の病院に肺炎で入院したとき、先生が何度検温しても
37.5度より下がらないのでちっとも退院の話が出なかったという。

そのうち若い先生でこのことを勉強したことがある先生が
ヨーロッパ人はこれで平熱だということに気がつき
晴れて退院となったという話である。


だから家内の体温は暖かい。そのせいかどうか分からないが日本の夏に弱い。

37度に色がついているのは、メーカーが勝手にしていることだと
松田道雄先生の本(岩波新書に多数有り)にも書いてあるのを見つけた。


私は人間はみな同じだと思い込んでいた。


「じゃ、ヨーロッパの体温計は何度に色がついているの?」と尋ねると
「子供のときからデジタル体温計だったから知らない」【会話は英語です】
「また先進国ぶりっこして、、、」
「あら、オムロン製よ」
「20 年前に日本で売っていたかなぁ」
「いい物は最初に外国で売るのよ、日本は。お金になるから」
「そうなのかなぁ」

「うちにはパイオニアのレーザーディスクプレイヤーもあったわよ。
 シリアル番号が二桁の



パイオニアのレーザーディスクを最初に輸出した方、連絡ください。
後日フランスで体温計を売っているのを見つけたが、
37度のところが赤かった。


Franceの体温計
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