流転 | 冒険航路舎

流転

(やまもと)



おはようございます、やまちゃんです。


日々、治療をしていて感じることがあります。


「人も自然も、常に流れて動き、変化を続けている」


この当たり前をついつい忘れます。


同じ人の治療を続けていても、先週と今日はどこか違います。


もちろん、治療前と治療後も変わります。


「おかしいなぁ、こないだは効いたのになぁ」


こういう事もあります。


これは、きっと、細やかな変化を見逃してしまったのでしょう。


頭で考えたからかな?


なんとなくそんな気がします。


だから、これは僕のミスです。


此方が見逃しても、あちらは止まることはありません。


変わることと、変わらないことがあるようです。


社会的な常識ってのは、多分「変わり続けるもの」であって、常識ではないかも知れません。


医学の情報なんてものは、顕著に「変わり続ける」ものです。


そんなものが無くても、変わらないことがあります。


「痛い」とか「寒い」とか「死ぬ」とか「怖い」とか「嬉しい」とか・・・


それが、常識なのかも知れません。


昨日の雨と、今日の雨は違います。


昨日の夕日と、今日の夕日も違います。


でも、雨は雨で、夕日は夕日です。


この文章は、変わることがありませんが、これを読む人の気持ちは常に違います。


だから、受け取り方も常に変わります。


書いている僕自身も、なんとなく変化を続けています。




やまもと