カブトムシの蛹が、
突然に黒くなりました。
あとは、「雨上がりの蒸した日」に
地中から出てくるのを
待つのみ、です。

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↑雨上がりの蒸した日に、こんな人出てこないかなと。

さて。

小林麻央さんの訃報、
その後の海老蔵さんの会見。

多くのご家庭と同じように、
我が家でもトピックとなりまして。
もし、麻央さんがいらっしゃらなかったら、
ほとんど話に出なかったであろう、
下記の点を旦那と話しました。

・万一乳がんが発覚したら、迷わず乳房を切除しよう。
・てゆうかいい加減、マンモグラフィ受けよう。
・死に際に残される家族に「愛してる」と言えるかな?言えないな「ありがとう」になっちゃうな。
・それでも良い、子供達に愛された記憶は日々残そう。

上の子も下の子も同じ位の歳の頃である
私にとっては、
彼女の無念は、到底想像し得ないです。

それでも、
穏やかに「愛してる」と遺して
旅立たれた麻央さんの、頑固なまでの強さ。
少しでも見習いたいところです。

心から…ご冥福をお祈りしております。


…さて。
メルギブソン監督の「ハクソーリッジ」が
沖縄慰霊の日に公開され、
何かと話題になっておりますが。
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塚本晋也監督が、
この映画にコメントを寄せておられまして。
そういえば、塚本監督のこれを観てなかったなぁ、と改めて観ました。
・野火
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フィリピン レイテ島における、
太平洋戦争敗戦間際の日本兵達の現実を、
淡々とそして残酷に描いた作品。

塚本監督ご自身が、主演もされています。

ガダルカナル島での戦死者の多くが
餓死であった事から、「餓島の(ガ島)の戦い」
と言われていたのは有名ですが、
ここでも飢えとの戦いや、
空からの米軍機による、一斉掃射。

まさに戦場の地獄を、
ありのままに、当事者がみた風景が、
映画を見る人にも共有されていきます。

映像は非常に残酷です。
これが、戦争の実態である事を、
現場の事実として包み隠すことなく
伝えて来ます。

血と蛆と腐敗と内臓と…

どの思想にも寄り添わず、
ただただ地獄の中を生きようとするのみ。

塚本監督は
「全然足りてない小作」
とおっしゃってましたが、
これはこれで、凄まじい説得力の表現でした。

しんどくて眠れなくなりますが、
みるべき映画です。


さて。
今週も頑張ります☆