第119回 番外編その4 =季節はずれだけどトレンチコートのお話= | 生地ログ

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生地屋さん(本当は手芸や雑貨が専門なんですけど・・・)が思い立ったらお伝えするようなお話。

なるべく暴走しないように頑張ります。

こんばんは。

季節感が全く読めないヲトコことBoite a couture の若旦那です。


お伝えしたい事がいっぱいありすぎて、ついつい見落としてしまったり、忘れちゃったりと、我ながら情けない。


今日は撥水加工のページを整理してたものですから、トレンチコートの話をする事を忘れていた事に気が付いたんです。

なんで?

いや、バーバリーチェックもどきがあるでしょ。

それを見てたら思い出したんです。

そんな撥水加工はコチラ から。


トレンチコート。

暑い夏を除いていつでも使う事が出来る大変便利なコートです。


トレンチコートってのは、流行に左右される事がない、クラッシックな完成された服ですよね。

長くきていますと、これが馴染んできまして、何ともいえない良さが出てくるんです。

言うなれば、大人のヲトコって感じがしません?

男性にとってはトレンチコートは必須アイテムの一つかもしれません。

でも、もうオヤヂ世代しか着ないかもしれませんね。

若旦那の世代でもあんまり着ている人は見かけない。

でも、トレンチコートの似合うヒトって格好いいじゃないですか。

昔はっそういうオトナに憧れたんですよ。


はい。

戻ります。

トレンチコートってどういう意味なんでしょう?

「トレンチ」って言葉は、塹壕の事を表します。

第1次世界大戦のとき、イギリス陸軍の将校が塹壕の中で着用していたトップコートの形に似ているところから名づけられたと言います。

マニッシュで、ミリタリーな感覚。

シンプルで機能的なんですね。

トップコートとは、トレンチコートの丈を短くしたような感じです。


これまた最初に戻りますけど、トレンチコートのイメージってやっぱりバーバリーでしょ。

イングランドを感じるデザイン。

そして色柄。

発祥はやっぱりイングランドだったんですね。


ところで、バーバリー。

生地の中にもバーバリーと呼ばれるものがあります。

今の子供達はバーバリーっていうとバーバリーチェックを思い浮かべるんでしょうけど、綿ギャバジン。

我々も悪いクセでといいますか、業界の慣れなんでしょうか、質の良いギャバジンの事をバーバリーって呼んじゃうんですよ。

本来はこれ、バーバリーの商標です。

ですから、業界人はこぞって商標侵害を起している。

ワタシもその中の1人だったりするのです。

で、気になるオススメ。

今日は撥水加工です。

流行のエコバッグとかに使ってください


ハイコチラ。


撥水8.25

若旦那も結構好きなんですよ。

このロイヤルスチュワート。


チェックのお話は、ブラックウォッチのときにしてますよね。

歴史があるんです。



と言う事で本日はここまで。



以上 “トラッドも好きなんです”の 若旦那 デアッタ


追伸

実は、トレンチコートで一番思いつくメーカーって何処?

さっきは、バーバリーに繋げたかったので、そんな話に持っていっちゃったんだけど、本来ですとやっぱりアクアスキュータム。

知ってるかな?

アクアスキュータムは150年くらい続いているそうです。

昨日今日生まれてきたようなメーカーさんとは違う重みを感じちゃいますよね。

まぁ、ここは物凄くメジャーなんですけど、イングランドだけじゃなくね、ヨーロッパには小さくても歴史のあるショップがいっぱいあります。

「王室御用達也!」にたいなショップがいっぱいあるのだ!

確かに高いものもゴロゴロしてますけど、非常にコストパフォーマンスに優れたモノもいっぱいあります。

いろいろ探検してみるといいですよ。

以上


追伸2

宣伝です


Boite
秋物が続々入荷してきております。

以上