BOBOS VOL3 in 新宿MARZ 2006年6月10日(SAT) | BOBOS

BOBOS VOL3 in 新宿MARZ 2006年6月10日(SAT)

BOBOS VOL3 LIVE REPORT

今さらなんて言わないで・・・)


◇FES◇

BOBOS vol3のファーストアクトとしてステージに現れたのはFESの二人。

(「ん?なんか見た事のある二人・・・?」と思った人、正解!(o^-')b)


ノッケからガンガン攻めまくってくる重低音に、押し出されるようにフロアに出てきた人たちが気持ちよさげに音にあわせて揺れ始める。

まだイベントは始まったばかり、外に出ればまだまだ夕御飯前という時間帯にもかかわらず、体の中の時計が一気に深夜を回ってしまったような気分になってくる。


はじめて聴くユニットなのにすっごく心地よいのは、なんか見た事あるからなのか・・・(笑)?

それだけでなく、彼らのサウンドはポップで聴きやすいので、あんまりクラブイベントに行ったことが無い人や、DJイベント初体験、という人でもかなり入りやすいと思うよ。


途中、開幕したばかりのワールドカップの曲が流れ始めてフロアが沸き、それを見て二人が笑っているのをみると、うまく乗せられているなぁと思いつつもすごく心地よい。

BOBOSの幕はこの二人によって気持ちよく開けられた!

FES FES


◇B.B◇

BOBOSが初ライブとなったB・Bはなんと結成わずか3ヶ月。(それなのに、「ん??なんか見た事がある3人・・・。」と思った人、正解(^▽^;)!)


「実はまだ3曲しかないんじゃ」「今から何していくかも、な~~んもきまっとらん」というボーカル・トヨフクのぶっちゃけトークに、「オイオイ!あんまりぶっちゃけ過ぎるなよ~!」と主催者であるryusukeから声が飛び、笑がおこる一幕もあったが、「これからじゃ(これから始まる)」と繰り返す彼らの、力の入ったステージを見る事ができた。


結成直後とはいえ、実際は数年間バンド活動を共にしてきた3人。

新しい世界を模索しながらも、男らしく、力強く歌い上げたボーカルのトヨフクに、いままで見た事の無い新しい顔を見せられたような気がした。

B・Bは、今、町にあふれる流行りの歌のどれにも似てない気がする。


B.B B.B


◇ゴイゾン◇

毎回独自の幻想的なステージを見せてくれるゴイゾンが、ギター・タイチとベース・カズにドラムのヨープーを迎えた3ピースヴァージョンで登場。


さて、どんなステージを見せてくれるのか・・・と気体に胸膨らませていたころ、ライブハウスの裏では小さな事件が起こっていた。( ̄□ ̄;)!!

ゴイゾン カズ


事件の主人公はこの男↑


実はベースのカズがライブハウスに到着したのは、ゴイゾン出演の10分前((((((ノ゚⊿゚)ノ!!

あわてる主催者と、携帯電話で何度も確認していたタイチに「オゥ!(出番は)次?」と軽く挨拶をしてそのままフロアに行ってしまった・・・ミスターマイペース・・・・


ミスターはフロアでも数人に声をかけ、そのまま客席からステージによじ登って演奏準備完了。

(゜д゜;)・・・



ともあれ、演奏はまったく危なげなく、しっかり聴かせてくれます、ゴイゾンワールド。

ギターとベースのメロディーが絡みつくように流れ、フロア全体がゆったりとした時間に包まれたかと思うと、次第に激しいドラムのリズムにリードされて体全体にゴイゾンの音で満ち溢れる感覚になる。しばらくその激しい音に浸っていると、やがて再び静寂を感じるようなギターとベース・・・その繰り返しに、できるだけ身をゆだねて楽しむ。

まだゴイゾン未体験の人も、是非一度、ゴイゾンワールドを体験してみてほしい。


ゴイゾン ゴイゾン


◇タケル◇


タケルの歌は、遠くから、儚く、力強く、心の真ん中に直接響いてくるような不思議な力を持っているように思う。

都内の路上やライブハウスを中心に活動を続けるタケル。


今回、ライブ当日に始めて出遭った、ゴイゾンのギター・タイチとドラムス・ヨープーにセッションを申し出て、急遽3人でステージにあがる事になった。

充分なリハーサルをする時間も無かったため、3人は軽い打ち合わせをしただけで舞台の上に。

タケルの歌とギターのコードを読みながら、ゴイゾンの二人は即興で音を重ねていく。

3人の音がだんだんとひとつになっていく。


以前にも何度かタケルのステージを見させてもらっているが、2人のサポートが入った事によって、いつものタケルとはまた違って見える。特に、この日のタケルの歌は、なんだかとても艶っぽく聞こえた。

何よりタケル自身が、すごく楽しんでいるように見える。

こんな突然のセッションに居合わせたことが、少し得した気分で、うれしい。


たける タケル



◇DARA6◇

現在パーカッションが音楽留学のため、5人編成のDARA6。

軽快で明るいパフォーマンスで、イベント後半戦に突入!


現実に起こった悲劇(笑)をコミカルに歌った「財布が無い!2005夏」から、反戦のメッセージをこめた「Ⅰ wanna be believe it」まで、DARA6は彼らの身の回りにある現実を、等身大の歌詞に託して投げかけつづける。


歌いたいから歌う、楽しみたいから楽しむ、やりたいようにやる!!そういいながら、「さぁ、一緒に楽しもうよ」、とフロアをあおってみんなを巻き込もうとする心地よい強引さ。

こんなときには巻き込まれちゃえ!とリズムを足でとり始める観客がフロアにも増えてきた。


まもなく、パーカッションを加えた6人編成での活動を再開するDARA6。

次のステージを早く見てみたい、と思った。



DARA6 DARA6 DARA6




◇after five◇


イベントのラストに登場してきたのは、ご存知AFTER FIVE!

BOBOSには3回目の出演で、回を重ねる毎に完成度が高くなるDJと、ライブ感を感じさせるパフォーマンスが楽しみなユニットだ。

クールにPCを操るDJ WAKASAとは対照的に、客席を沸かそうとして、DJ GOTOの動くこと、動くこと・・γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ。

フロアにはAFTER FIVEの音に誘われて、多くの人が集まってきた。


今回パフォーマンスに花を添えてくれたのが、バンド・ブーゲンビレーアのサックス、マミコ。



AFTER FIVE after five


打ち込みのDJの音に、生のサックスの音色がこんなにマッチするとは思いませんでした・・・:・・*:・( ̄∀ ̄)・:*:

このブーゲンビレーア、7月5日にデビュー、そして次回のBOBOS vol4に、ついに登場!!注目~~~!!(≧▽≦)




次回BOBOS VOL4は9月1日(FRI)

新宿MOTIONで通常のopen/startが18:00→19:00に変更に!

更にオールナイト!

朝まで騒ぎ壊れちゃいましょう!