まじまじのまじでまじするまじブログ

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さぁて、何書きますかな?

Amebaでブログを始めよう!
1月のお題「椿」


「…この花、なんて名前かなぁ?」
「椿…じゃない?」
「おお!ちょうどいい!」

という具合で花の種類に疎く、偶然撮った華の写真。
ホントに椿かどうかわかりませんので、保険。↓

「窓際太郎の事件簿」の“椿”さんを置いときます。じょーだんはさて置いて。

親父の火葬から数日。
親父はベッドの上で、
「好きな旅行に行けなくてスマンなぁ」
とよく言っていましたので、火葬まで終え、早速旅立つ事にしました。

旅の事は後にブログに書くかもしれませんので詳しくは書きませんが、行き先は「千葉・館山」。

僕が歴史に興味を持つキッカケになった作品、「南総里見八犬伝」の聖地。
この作品はフィクションですが、実際に起こった歴史や事件を下敷にしており、それは安房をはじめとする関東一円を舞台に描かれた土地感覚も絶妙。

アニメや映画やドラマの舞台になった場所に訪れる「聖地巡礼」が密かなブームになっている昨今ですが、約二百年前に発表された「南総里見八犬伝」も当時は一大ブームを巻き起こし、「聖地巡礼」の元祖といえる作品だったと聞いたことがあります。

序章発表が文化11年、西暦で1814年。
最終巻発表が天保13年、西暦で1842年。
ペリー来航の11年前。

当時は江戸時代。
幕藩体制で「聖地巡礼」が手軽にできたかどうか不明なので、そういう事も調べる価値はあるような気がします。

では、軽ーく、安房・館山で撮ってきた写真を。



館山城。
表題の「椿」らしき花は館山城にあったものです。
「南総里見八犬伝」後半の主人公、犬江親兵衛が「後に館山城の城主になった」ということになっています。
実際の里見氏はここより東の稲村城を居城とし、その後勢力拡大により房総中央の久留里城や佐貫城を居城とし館山城が居城になったのは最後の最後。
この時の房州里見氏10代藩主・里見忠義は鳥取県倉吉に入封、改易されました。 


「南総里見八犬伝」の序章で伏姫と八房が籠もった、伏姫籠穴。

八房のお墓、「犬塚」もあります。
フィクションの作品ですが、こうやって「聖地」があるのはありがたいですね。
籠穴までは上の写真のような林の間を登っていきます。
元々修験道の修業場だったようで、この籠穴の横にも洞窟があったりしました。

気が向いたら、時間があったら、旅の詳しいブログを書こうと思います。

以上、
【写し画会】1月のお題「椿」(?)
でした。
また来月!!