シマシマシマウマ
シマウマはウマ目ウマ科の動物で大きく分けて3種類いる。
草原で群れを成す最も数の多いサバンナシマウマ、山地に生息する小型で縞が太いヤマシマウマ、大型で細かい縞が特徴のグレビーシマウマ。
他にクアッガという種類もいたが19世紀後期に絶滅している。
種類や個体によって違いはあるがシマウマの特徴的な縞模様、一見すると目立って危ない気がするがそうでもない。
群れを成すと低い草木に紛れる保護色にもなるし、この模様で群れていると波のように動く迫力があり、全体の模様に惑わされて一頭の動きを見分けにくいのである。
ところでシマウマの縞模様は白地に黒なのか、黒地に白なのか。
専門家でも意見が分かれるらしいが、どちらもいるというのが実際。
個体差により白地がいる一方で、毛を刈ってみると全身茶色っぽい(黒地)もいる。
ちなみに突然変異で白い縞しかない(縞がない)全身真っ白なシマウマもいる。