きのうの夕食を食べた後、また絶食に入りました。
そして、きょうも地味に勉強日。
でも午後から男性宣教師が2人で遊びにくることになっていたので、勉強は午前中のみ。
昼休みに、きのうレンタルしたDVDを返却して第2巻をレンタルしようと思ったのですがレンタル中でダメ。1巻がめちゃおもしろかったのですぐに2巻を観たかったのですがそうはいきませんでした。
何か他の作品をレンタルしようと店内をぐるぐる回っていたとき、ふと目に入ったタイトルがありました。
「ブラックホーク・ダウン」
手にとってジャケットの解説を読んでみると、ぼくとものすごく縁の深い作品であることがわかりました。
あれは、ぼくが米軍の160thSOAR(特殊作戦航空連隊)に配属されて2度目の実戦でした。
1993年10月 命令を受けたぼくらは東アフリカのソマリアに投入されました。
長い間続いた部族間抗争のため、30万人が死に、同時に飢餓が深刻な状態になっていました。
ソマリアの独裁者であるアイディード将軍の率いる部族が国際援助物資を襲撃し、すべてを奪い去りました。これに対してアメリカは海兵隊2万人を投入、平和と秩序の回復に成功しました。海兵隊が撤退するのを待っていたアイディード将軍は国連平和維持軍に宣戦布告。国連平和維持軍が警備する国連からの援助物資lを襲って国連軍を壊滅させました。
アイディード将軍が援助物資の食料を襲うのは、敵対する部族を壊滅に追い込むため、つまり飢餓を武器にかえたのです。
アメリカはとうとう最強の特殊部隊であるデルタ・フォースとぼくら160thSOARを投入したのです。
命令はアイディード将軍の拉致とソマリアの治安回復。
最初はこちらが圧倒的に有利に戦闘を進めていきました。でも、相手はゲリラです。どこから出てきて何をするかまったくわからない。おまけにデルタ・フォースの指揮官はとんちんかんな作戦を立てて共同作戦をぶち壊すし。要するにデルタ・フォースの手柄にしたかったんですね。おかげでぼくらの連隊に死者が出始めました。
そんなある日ぼくらの乗ってきた武装ヘリコプター”ブラック・ホーク”がゲリラの放った対空ロケット砲で撃墜されました。新たな命令「撃墜地点まで行き、パイロットの生存を確認し、生きていれば連れ帰れ」が出ました。
撃墜地点までの道のりもどこにゲリラが隠れていて攻撃をしてくるかわからない状態で、たどり着けるかどうかもまったくわからないミッションでした。戦闘を繰り返しながらなんとかたどり着くとパイロットは重傷ではあるものの、生還させることができました。喜びに沸く中、さらにもう1機の”ブラックホーク”が撃墜されたとの連絡があり、重傷のパイロットを基地へと運ぶチームと2機目の撃墜現場に急ぐチームに分かれ、ぼくは2機目の撃墜地点目指して進みました。2機目のパイロットは・・・・・・命が尽き果てていました。
本来の目的であるアイディード将軍の拉致は、将軍の拠点をつかむことができずにうまくいかず、ゲリラとの戦闘で死者は増える一方。
投入から18ヵ月後、とうとうアメリカ政府はぼくらに撤退命令を出し、作戦は途中で終わりを告げました。
米軍 死者19名 ソマリア人 死者2、000名弱
解説には”この映画は事実に基づいている”とありました。
基づくということは100%事実ではないともとることができるし・・・・・・・。
でもあの頃の戦友たちのことを思い出すのもいいかな、と思い、レンタルしてきました。
午後からは男性宣教師2人が遊びに来ていたので、観られませんでしたが(彼らは一切のメディアから切り離された生活を送らなければならないので、TVもラジオも映画もインターネットも音楽も観たり聴いたりできないのです)、午後7時からのモルモン英会話教室のヘルプから戻って、また勉強を続け、精霊がストップをかけたらその後でゆっくり観ます。
今はとにかく教会へ急がないと英会話教室の準備が間に合わない!