NHK第1、第2・地方局を聞く(実践編・06/02/14、18、19) | オールウェーブ対応っ!

NHK第1、第2・地方局を聞く(実践編・06/02/14、18、19)

 

いまだに続いている、このシリーズ。

そろそろ、対象となる周波数が少なくなってきました。



◆1回目・・・06/02/14 1476kHz NHK第2


 22時の気象通報にてIDチェック。

 周波数リストによれば、1476kHzには以下のNHK局が居ます。

  飯田 1k 中継局

  大洲 100 中継局

  今治 100 中継局


 距離も近く、出力も最強の飯田が順当であろう。

 大洲や今治は出力も弱いため、聞こえないだろうと想像。

 また、この周波数は海外で「ロシアの声」(中国語放送)、

 「Radiostudiya O'Key」(ロシア語)、「台北広播電台」(中国語)も

 使用している。こいつらがどのくらい突っ込んでくるか・・・?


 22時の時報頃から聞いてみた。

 NHK第2が聞こえるが、ビート音がやかましい。

 短周期のフェージングあり、中国語が混信(ロシアの声か、台北か?)。

 隣接周波数からのカブりも少々受けてガサガサとなっている。

 一応、この周波数で一番強いのはNHK第2であるが、中国語の甲高い

 女の声が耳障りだ(京劇やってるのか?)。

 気象通報直後のIDは、やはり1局しか聞こえず。

 「JONB NHK長野第2放送です」(男性アナウンス)

 予想通り、飯田(←長野県)中継局が突き抜けました。

 このとき、中国語放送の信号もかなり強くなってきており、なぜか

 「白鳥の湖」が流れていました。なんのこっちゃ。




◆2回目・・・06/02/18 792kHz NHK第1


 19時の時報前にIDチェック。

 この周波数には9局のNHKがおり、広島以遠を除くと以下である。

  遠別 1k 中継局  (北海道天塩郡)

  江差 500 中継局 (北海道桧山郡)

  岩泉 100 中継局 (岩手県下閉伊郡)

  高田 1k 中継局  (新潟県上越市)

  高山 1k 中継局  (岐阜県高山市)


 私にはあまりなじみのない地名ばかりで・・・(失礼)。
 19時の時報前の録音データは、北海道の天気予報と

 新潟の交通情報が重なって聞こえる。

 最も強いのは新潟の交通情報。

 IDは、男性の声が3つ重なって聞こえたが、識別できたのは、

 「JOQK NHK新潟第1放送です

 のみでした。

 というわけで、聞こえたのは、「高田」であると推測します。




◆3回目・・・06/02/18 1377kHz NHK第2

 1377kHzは、かつて、IDの聞き取りに失敗 した苦い経験がある。

 リベンジマッチとして今回、22時の気象通報にてIDチェック。

 周波数リストによれば、1377kHzには以下のNHK局が居ます。

  八戸 1k 中継局

  山口 5k JOUC

  長崎 1k JOAC


 狙いは、筆者のふるさと山口のJOUC。

 ループをこころもち西へ向けて狙う(真西に向けるとノイズの嵐)。

 前回(1/24)同様、同一周波数に中国語のトークと音楽の混信あり。

 ゆるやかなフェージングで音楽がたまに浮いてきてNHKの邪魔をする。

 気象通報直後のIDは、うまい具合にNHKの信号が浮いていた。

 ようやく聞こえた、ふるさと山口からの信号。

 「JOUC NHK山口第2放送

 これ以外のIDは聞こえず。




◆4回目・・・06/02/19 927kHz NHK第1


 19時の時報前にIDチェック。

 この周波数には5局のNHKが居ます。

  稚内 1k 中継局

  福井 5k JOFG

  甲府 5k JOKG

  津山 1k 中継局

  諫早 100 中継局


 甲府が本命、福井が対抗、稚内と津山が穴、諫早が大穴。

 19時の時報前の録音データは、予想通り、北陸地方の天気予報と

 山梨県の天気予報が重なって聞こえる。

 18:57頃は北陸が強かったが、フェージングに伴い、

 19時の時報前は山梨が優勢。

 逆に、北陸の声は、まったく聞こえなくなってしまった。

 IDは、ただ一人、男性の声。

 「JOKG NHK甲府 第1放送です

 聞こえたのは、本命「甲府」でした。

 周波数リストには「中継局」と書いてあるが、実際はJOKGです。




◆5回目・・・06/02/19 702kHz NHK第2


 22時の気象通報にてIDチェック。

 周波数リストによれば、702kHzには以下の2局です。

  網走 10k JOKD

  広島 10k JOFB


 10kW局どうしの一騎打ち。当地からの距離は大差なし。

 おそらく、どちらも聞こえるだろうと想像。

 同一周波数にハングル?の女の声が弱く聞こえる。

 隣接周波数からギャラギャラ、ゴホゴホのカブりあり。

 (おそらく、上からも下からもカブってきているようだ)

 肝心の気象通報は、10kWの割に信号が弱い。

 フェージングでサー、サーと上下しながら、何とか聞こえる。

 IDは、女性の声。忠実に書くと、こういう聞こえ方。


  「JONHK第2放送島第2放送


 すなわち、こういうことだと想像。

 (1)まず、「JOFB NHK広島第2放送」(女性)が先に発声。

 (2)それを途中から踏み潰すように、「NHK第2放送」(女性)。


 後者(2)は、たかはし@札幌 氏の情報では、北海道の第2は、

 コールサインも局名も言わないとのことゆえ、「網走」と想像。

 なお、(1)は実際に「JOFB」のコールサインを確認できたわけでは

 ないが、「島」と聞こえていたので、広島とみなすことにしました。