空間を飛び交う音から、生きてきた時間の流れに任せて、様々な感情が落ちてくる。

過去へ落ち、世界へ落ち、精神へ落ち、それは、切なさも、曲によって、それぞれの色の切なさへと落ちる。




本当は、壊れてかえってこないままの愛用のカメラで写したかった、その落ちた諸々の感情。しかし、写すという事さえ、その感情の前には邪魔になるという事も、腑に落ちた夜。








ライブ後にみせる、少年のような飾らない素のままの人たち。

夢から現(うつつ)に落ちて、又、その様をも楽しんだ夜。






自分の気にいった音楽が見つかってそれを直に聴く。
それは、自ら音楽を表現するのとは違った方向から、己を見つめかえし人生を豊かにするのですね!