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平 清盛 公式HP
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第8回「宋銭と内大臣」

【あらすじ】

保延2年(1136年)、宋から運ばれてきた貴重な品々が並ぶ博多の市に清盛(松山ケンイチ)たちはやってきた。
大宰府を通さなければならないはずの宋との取り引きが自由に行われていることに驚く清盛。
家貞(中村梅雀)は忠盛(中井貴一)が朝廷を通さず密貿易をしていることを清盛に明かす。
一方、藤原忠実(國村隼)の次男・藤原頼長(山本耕史)は内大臣に昇格する。なにごとにも妥協をゆるさない頼長が内大臣となったことで、混乱した朝廷がさらにかき乱されていくことになる。頼長は、都の市で清盛の配下の海賊・兎丸(加藤浩次)が宋の品々を商売していることから平氏が密貿易をしているのではないかと見抜き、清盛を屋敷によびつける。頼長の問い詰めに清盛は、この国の仕組みが間違っている、と言い、宋銭を見せながら、豊かな宋を手本にするよう進言する。

今日描きたかったのは↓このあたり?

(手元にある雑誌の特集から拾ったので
怪しすぎるかも・・)


やっぱちょっと時系列が乱れてる!
手元に年表ないと無理・・


「藤原頼長・・曲がったことを何よりも嫌うこの人。貴族の頂点に立つ
 藤原摂関家の超エリートです。成りあがる平氏を押さえ込もうとする
 頼長が清盛の前に立ちはだかります・・」

@博多 神埼の荘 商業地

清盛、盛国、家貞らと兎丸一党が神埼の荘にやってきた。
(これ、「龍馬伝」の「長崎」っぽい感じ)

清盛は物珍しげにあちこち見て回る。すると店頭にいる鸚鵡が
「アリガトウゴザイマス」と清盛に話しかけてくる。
それを見た家貞が「気に入りましたか?取引して差し上げましょう」
と簡単に言い、宋人にお金を渡して手に入れてしまった・・。
清盛は家貞が使った「宋銭」に目を奪われる。
「こんなもので取引ができるのか?」と言う清盛に兎丸は
「お前そんなことも知らんのか?」と笑う。

ナレ(頼朝)「貿易、そして宋銭。清盛は後の国づくりの基となるもの
 との出会いを果たした」

清盛「なんと言うたかて、いきいきとしておるのじゃ」

@京 六波羅の山道

家盛がどこかへ向っている。道の途中で馬を降りる。すると道の向こうに
嬉しそうな表情の女性があらわれます。家盛の思い人???

@博多 平氏の館

館には買い付けたものが運び込まれています。家貞が立会う。清盛らも
その場にいたのだが宋の海商らが去ったあと、盛国や兎丸が訝しがった。

宋との取引には大宰府を通さねばならない決まりなのだが家貞は大宰府
を通さずに商品を購入。運び入れたときも役人の姿はない。
家貞は「からくりがある」と言って話し始めた。
清盛の父・忠盛が院宣を偽造。それ以降、平家はお上の目を盗んで、
秘密裏に貿易を行っていた。
平家だけがうるおっていたわけは、ここにあった・・。

@京 忠盛館

維綱が家盛を連れて蔵に入り、蓄財の仕組みを説明~。

維綱「こちらが取引をした宋の品々。そしてこちらが米にございまする。
  宋の珍品を王家に献上することで国が与えられる。その国で得た米で
  また宋と商いをする。あるいは王家のために寺社を造営し奉る」
家盛「左様にして父上は財を蓄えてきたということか」
維綱「家貞様がかなめとなって進めてきたことです」
家盛「だから今、兄上たちは博多に行っておるのか?」
忠正「貴重なる財の源とはいえ所詮は法に背く商い。はみ出し者どもの
   使い道としてはちょうどいいということや。 
   ひとりよがりな大義を掲げては漁師や海賊を郎党とする。身分低き
   おなごを妻とする。清盛は所詮、嫡男の器ではない。
   平氏の行く末は家盛・・お前にかかっていると心得よ」
家盛「・・・」

@鳥羽院御所 菊をめでる宴の最中・・。庭一面には菊の花が咲き乱れている。

鳥羽院「中納言。返す返すも見事な菊じゃ。苦しゅうない」
藤原宗輔「ありがたきお言葉」
鳥羽院「さぁ、みなで不老長寿の仙薬、菊酒をいただこうぞ」

鳥羽院は上機嫌。その鳥羽院の振る舞い酒で菊酒が注がれる。
しかし、藤原頼長は菊酒を好まず、杯に入った菊の花びらをよける。

頼長「私は不老長寿など望まぬ。そもそも何ゆえに庭に菊など敷き詰める?」
藤原宗輔「菊は得子様からの所望によるものにございまする。なにしろ院は
   政のさわりになるほど得子様をご寵愛になっておいででござりますゆえ」
頼長「情けなきことよ・・」

その宴の最中、「菊を愛でる歌など詠ませてはいかがか」と提案があり
佐藤義清が呼ばれる・・・。

義清「君が住む 宿の壷をば 菊ぞかざる 仙(ひじり)の宮と いふべかるらむ」

鳥羽院「ははははは。ここを「聖なる住まい」と詠んだか。はははこれはよい」

それを聞いた頼長は「なんとも媚び諂う歌じゃ。気分が悪い」
そして酒を飲もうとして杯に目を留めた。その青磁器が平清盛からの献上品
だという。頼長にとり「平清盛」なる名前は覚えのない名前だった。

@京 清盛の館

清盛は明子と暮らす館へ帰還。明子の出迎えを受け清盛はご機嫌☆
話したいことが山ほどあるようですよ。

清盛「博多はかの国に最も近い場所であった。唐船が行き来して珍しき品々
 が溢れ、何か面白いことができそうな気配が満ち満ちておったぞ」
明子(嬉しそうに夫を眺めている)
清盛「おぉ。そうじゃそなたに」
明子「まぁ。なんと美しい」
清盛「それは宋国の品じゃ」
明子「ありがとうございます。大切に使いまする」
清盛「お前にも・・(と言いかけたら・・)」
盛国「(脇から遮り)お方様にもきっとお似合いになりましょう」
清盛「おいこら。盛国。俺が言おうとしておったのに」
盛国「すぐにお伝えせぬのがわるぅございまする!」

@頼長の邸?

頼長「ご無礼つかまつります」
忠通「頼長・・」
忠実「頼長・・」
頼長「父上・・」
忠実「院の菊の宴にそなた一人参らせてすまなかったな。大事なる用にて
   内裏に参っておったのじゃ。喜べ。頼長、そなたが内大臣に任ぜられる
   ことが決まった。そなたこそが藤原摂関家の復権の要となろう」
忠通「頼長・・もうすこし喜んではいかがか?」
頼長「よろこんではおれませぬ。近頃の都は乱れてきっております。そのうえ
   これを正すべき院が若き側女に入れ込み、政に身が入らぬとはもっての 
   ほか。内大臣となった暁には、徹底して「粛正」いたしまする」

頼長(@山本耕史君)の冷たい表情と発言が怖さを倍加。今後が気になります。

「政に身が入らぬ」と頼長に言い切られてしまった鳥羽院は・・
閨で得子と寝物語中。得子様、ご懐妊中か・・。

@内裏  

義清が鳥羽院の宴の席で歌を詠んだことが崇徳院の怒りを買った。

義清「はい・・菊の庭を読めとの仰せにて・・」
崇徳院「許さぬ!(そなたの歌は院だけのものじゃ) 」
義清「??」
崇徳院「鳥羽の院の前で詠むなど・・許さぬ・・・。義清・・近う寄れ。近ぅ・・
   鳥羽の院は朕を遠ざけておる。叔父子と呼んで忌み嫌うておる。
   わが母、璋子の奔放なる振る舞いのために・・」
義清(堀河が言った「璋子様は先の院によって育てられたの。心も体も」が蘇る)
崇徳院「義清・・信じられるのはそなただけじゃ。そばにおってくれ。
    朕をひとりにせんでくれ・・」
義清「義清はきっと帝をお守りいたしまする」

崇徳院のシーンはなんか苦しくなるんだよ。締め付けられる感じ。
(赤字がカット・・でもなんとなく伝わってきたよ)


お勤め中の清盛を盛国が呼びにきた。
御所近くの通りで、兎丸が取引した品々をならべて商売をしていた。
兎丸は平氏と上皇とでお金をぐるぐる回して潤っていることが面白くないらしい。
見つかれば大事になることがわかってはいたが、民の目に触れる場所に
さらしていた。訪れる民はみな楽しそう。
それをみた清盛は兎丸の店を承認する・・。

@忠盛の館。 家盛に縁談が??

家盛「妻を・・でござりまするか?」
忠盛「名のある家の娘にて悪い話ではない」
忠正「お前にはよき縁をと思うてな。わしが家成様に頼み、お探し頂いたのじゃ」
宗子「家盛にはまだはやいのではござりませぬか?」
維綱「良い妻を得れば、家盛様のご出世も早まりましょう」
忠盛「気が進まぬなら無理にとは言わぬ。清盛には清盛なりの考えがあって高階
   の家と結んだ。お前もよう思案して返事せよ」

家盛の表情がずっと冴えなかったのは、冒頭で会いに行ったムスメの
ことが頭にあったからだろうね・・。

@相模国 そのころ・・義朝と政清は野人のような?日日。(随分と
汚れちゃって、苦労してんだろうねー)

「父上・・この文を政清の縁者である鎌田の者に託します。東国では未だ、
 曽祖父・八幡太郎義家公があがめられどこへいっても歓待を受けます。
 山野を駆け回っての武芸の鍛錬はことのほか楽しく・・政清とともに
 腕を磨いておりまする。どうぞご案じなされませぬよう・・」


@為義の館
久しぶりの為義さんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

通清「若君様にはご息災のご様子。何よりでございまするな」
為義「わからぬか、通清」
通清「はい」
為義「そこに書かれておることはわしを安堵させるための嘘じゃ。
   さぞかし、厳しい暮らしを送っているのであろう」

おっとそこに来客が。「おたのみもーす!」の声。来客は由良姫。
(由良さん、上座か)為義さん、息子の(未来の)嫁と初対面。

由良「熱田神宮大宮司・藤原季範が娘、由良です」
為義「はぁ。。熱田神宮の姫さまがどういったご用件で?」
由良「・・義朝どのはいずこにおいでじゃ?」
為義「わが嫡男をご存知にござりまするか?」
由良「尾張にて父が危ないところを助けていただきました」
(為義と通清、顔を見合わす・・「おぉ!」って感じ?)
由良「私も今は都で暮らす身にてご挨拶にと・・」
為義「??」
由良「え・・いぇ・・自ら決めたわけではござりませぬが・・。
   父の言いつけにて・・」
為義「は。それはわざわざ。(しかし義朝は東国修行中にて) 」

由良「わたくしは統子(むねこ)内親王様にお仕えしております」
為義「内親王様の?女房様?」
由良「はい・・(嬉しそう)私と親しくなれば何かと心強うござりましょう」
為義「親しくなれば?」
由良「と、父が申して居るのです。わたくしではござりませぬ」
為義「何も申して居りません」
由良「ともかくそなたももっと務めよ!義朝どののために。と・・父が」
為義「わかっておりまする。わかっておりまする」 )

赤字がカットなので為義さんは由良さんの「義朝どのはいずこにおいで
じゃ?」って問いに答えてないんだよー!ダメじゃん~!

でも前回登場時の「つんつん」が見る影もなく可愛かった(*^.^*)
さすがにこのシーンでは息子のナレはなしだったのねん。
もう恥ずかしくて黙っちゃったんでしょうか・・。 
由良さん、未来の夫よりも先に未来の舅と交流を深めそうです。
このあともまた訪ぅみたいだから。
(ただ。義朝さんと会えるのってまだ当分先・・ドラマストーリー掲載
だと「12回」かな)

熱田大宮司の姫が訪うような館じゃなかったなぁ・・為義さんち・・。
(息子が結婚して孫が出生後もあの館なのか?さすがに違うよね??)

為義・通清主従は源氏の名を挙げようと内大臣となった頼長をたずねる。
為義が持参した「鸚鵡」が宋からもたらされたものだと知ると
頼長は顔色を変える。
鸚鵡の出所を調べ上げた頼長は清盛を呼びつける。
平氏家中は大騒ぎに。忠正は「あいつはどこまで迷惑をかけるつもりだ」
(きーよーもーりー!には笑ったよ。忠正叔父さん!)

頼長「平清盛か」
清盛「は」
頼長「内大臣・頼長だ。おもてをあげよ」
頼長「この鸚鵡はそなたが仕入れたものか?」
清盛「左様にござりまする」
頼長「何処で手に入れた?」
清盛「宋の品を取引できるは、大宰府鴻臚館しかござりませぬ」
頼長「院に献上したこの青白磁の酒器は?」
清盛「同じときに同じ場所で取引したものにございまする」

しらをきる清盛に頼長は調べ上げた目録を取り出す。そして清盛の公務の
休みの記録まで持ち出し矛盾が生じると問い詰める。
それでもなおしらを切り続ける清盛に、今度は「偽造した院宣」を見せる。
そして頼長は「返す言葉がないか?」となおも詰め寄る。

清盛「呆れて言葉が出ぬのです。よくもまぁ細かいことをちまちまちまちま
   と調べてきたものにござりまするな。
   誰がどこで誰と取引しようとよいではないか」
頼長「なんと申した?」
清盛「国の役人たるものが朝廷のためにめぼしい品を買い集め、あとは
   残りかすのような品しかあたらない。左様な仕組みをせっせと守って
   何が面白いのじゃ?
   記録を調べるためにはるばる博多へ行かれたのですか?」
頼長「私は左様に暇ではない。人をやった」
清盛「ならばその足で行ってから言っていただきたい。一度見ればわかり
   ますよ。いかに宋との取引の場が豊かでイキイキとしておるか。
   (宋銭を見せて)これは宋銭。宋に銭にございまする。
   この一見、獲るに足らぬ小さなものが国を豊かにイキイキとさせてくれる
   やもしれぬのです!
   長引く飢饉にて民は飢え、海賊となって海を荒らし、我ら平氏は
   それらを退治しました。されどそれでは何も変わらぬ。
   同じことを繰り返すばかりにござりましょう。もっと根本から変えねば」
頼長「・・・」
清盛「それには万事豊かですべてが花開く美しき国、宋国を手本とするよい
   と感じ、ぜひ朝廷にておはかりいただけますよう内大臣様にお願い
   申し上げまする」
頼長「なんとまぁ、気の遠くなるような愚かさよ。たかだか商いの場を見た
   くらいで海の向こうを知った気になっておるとは。
   もうよい。帰るが良い。」
清盛「え?」
頼長「そなたの了見を知りたかっただけじゃ。」
清盛「了見?」
頼長「これだけの証拠を突きつけられながら怯みもせず詫びもせず・・
   それどころか法を罵り、浅はかな考えにて国の仕組みを変えようと
   求める。私はそなたのような者を粛正すべく法を整え、政を行う」

頼長は清盛を一瞥し冷笑・・。
清盛が去ったあと、通憲は頼長に問う(なんでここに通憲がいたの?
いつからいた?)

通憲「院宣の出所を確かめたければ院に直接聞けば済むはず。それをなさら
   なかったのは?」
頼長「言うたであろう。こたびの呼び出しは清盛の了見を確かめるため・・」
通憲「違いまするな!例え偽の院宣だったとしても院は平氏をお咎めには
   なりませぬ。今や平氏の財は院にとって欠くべからざるものです。
   それほどまでに院は・・いや王家は乱れきっておる」
頼長「・・」
通憲「それをあなたさまは見抜いておいでだ」
頼長「(冷笑)」

@京 清盛の館

清盛の商いも終了~。宋銭を眺めてため息をつく清盛。盛国は宋銭に紐を
とおした首飾りのようなものを「願掛けのようなもの」と清盛に渡す。
そこに明子がやってきたので清盛は「川船にでも乗ろう」と誘う・・が。

明子「申し訳ござりませぬがしばらくは船は・・」
清盛「ん?」
明子「ややができましてござりまする・・」
清盛「まことか?」
明子「はいドキドキ
盛国「おめでとうござりまする!」
清盛「ようやった明子!」

ナレ(頼朝)「父として、子として、兄として、武士として・・」

清盛「オレの子が産まれてくる・・」

ナレ(頼朝)「清盛はいよいよ抗いきれない運命に向き合う事となっていく」

浮かれまくってる清盛とは裏腹に家盛は一つの決心をしたのですね。
思い人をあきらめて父が持ってきた縁談を承諾してしまった。
けなげ過ぎるよ。家盛クン・・>< 
これも後々兄に逆らう伏線かしらん。
清盛はそういう弟の思いなんて気づいてないだろうなぁ・・・。