が、飛んでました。昼下がりの空を、とても気持ち良さそうに。

えらい久しぶりに見たので、少しだけ感動しながらペダルをこいで坂を下った。

もはや日本人の脳内ににすり込まれている「魔女の宅急便」のイメージの喚起。また映画を観たくなる。

昨日は急に、どうしても「BACK TO THE FUTURE」が観たくなり、夜遅くまでビデヲを探したんだけど、ついに見つからないまま、結局途中で全く関係のない第二シリーズあたりの古~い金八先生を観始めて朝方に寝たんだけどね…(なにしてんの?)。

やはり飛行船なんて広告の手段の一つと考えれば、このブロードバンド社会にはあまりにも不釣合いで、非効率的だよねぇ。あんだけ巨大なもん空に飛ばしても、たかだか数キロ範囲にしか見えないし、書かれた字まで読めるかどうかもあやしいし…。

でも、だからといってなくなってしまうのはあまりにも悲しいんではないか。

日本でその姿を拝めるのは、東京ドームに巨人戦を観に行ったときに旋回しとる小さいやつだけになってしまうのか。

それは嫌だな。というかね、金八ビデヲ見てても思ったんだけど、世の中何でもかんでも無駄なもんを剃り落として、ソリッドなもんばっかになってってんけど、もっといろいろと非効率的でちょっと胡散臭いもんが溢れてた頃の方が、なんだか心が豊かだったような気がするねんなぁ。

DVDよりビデオ、i PodよりMDプレーヤー、トランジスタより真空管。

その方が味があるとか、妙な精神論語る気はないけど、きっと人間自身がが非効率的なものだからじゃないのかなぁ。

そういや先日「アメリカンヒストリーX」って映画を観たくてツタヤで借りようと思ったら、ビデオしか置いてなくて、DVDがなかった。



誰が今さらビデオなんかで借りるか!