【思ったこと】「そもそも、なんで比較するの?」 | 思考も部屋も行動も! スッキリ楽に暮らしたい♪

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思ったことを徒然に書きつつ、大切なものを大事にして、楽に自由に生きたいなあと思ってます。

 【思ったこと】WMと専業主婦の違いそれぞれ。

 という記事を書きましたが、

 これを読んだ(?)友達から「そもそも、なんで比較するの?」とコメントをもらって、

 「それもそうだなあ」と思いました。

 そして、「面白いなあ」と思いました。

 上記の記事、確かに比較ですよね。

 どちらがどれだけ違うか。
 
 どうして比較するのか、という問いについては、私の中での答えはあっさり出ました。

 今の自分に不満があるから(環境でも生活でも育児にでも仕事にでも)

 もう一つは

 自分に自信がないから

 これが主な理由じゃないかなあと思いました。

 もう少しわかりやすく言うと、

 育児が思うようにできてない。
 家事が思うようにできていない。
 仕事が思うようにできていない。

 →環境が違えばできるのではないか? という思い(期待、羨望、問題の混同)

 自分が持っていないものを羨ましいと思う。

 →自分でない人が持っているものがどうなのかという思い(ないものねだり。あるものを見ていない)

 今の自分でいいのかわからない。

 →他の人の環境の方が「正しく」「良いものに」見える(正解がどこかにあると考えている)


 人と比べる時に、無意識で考えていることを改めて思い返すと、
 そんなことなのかな、と思いました。

 自分の納得がいく(自分の中にはない)正しい形を求めているから。
 実は自分が間違っている気持ちが捨てられないから。
 実は他の人に比べて自分が損をしているかもしれないと思うから。
 実は他の人に比べて色んなものを持っていない気がしているから。


 だから、他の人が、他の立場の人が、どうなのかが気になる。

 そう考えている途中で、

 私は、結婚や子供の有無は気にならないけど、仕事の有無は気になるんだな、
 仕事を重視する価値観なんだな、

 と思いました。

 もともと結婚願望もなかったし、子どもが欲しいと思ったこともなかった。
 だけど、私はずっと手に職を付けてお金を稼いで生きていきたいと思っていたから、「仕事をしているかどうか」が気になるのだろう
、と。

 でも、ふと思ったのです。

 ああ、これも違うな、と。

 確かに、結婚願望はなかったし、自分の子どもが欲しいとは一度も思ったことがなかった。
 それは事実です。
 仕事にやりがいを見出すことや、お金を稼ぎ続けていくということを重視していたのも事実です。

 だけど、「結婚」と「子ども」については、どちらも私は今手にしている。

 だから、今は気にしないでいられるだけだ、と。

 多分、結婚していなかったら、
 結婚したいかどうか、という意思や希望は関係なく、
 「結婚できていない自分はどこかで欠点があるんだろう」と思っていただろうし、
 子どもがいなかったら、と考えると、
 夫と結婚生活を続けているイメージさえわかないのです。

 だから結局、今手にしているかどうかで、気になる度合いが違うだけ。
 もともとの価値観によって、気になる程度は違うかもしれないけれど、
 今、私が気になっているのは、自分が手にしていないからに他ならない。

 それだけのことだと気付きました。

 内容が何であったとしても、
 こういう視点で考えるということは、
 結局比較せずにはおれないタイプなのだ。


 もちろん、比較するかどうかは、内容によるかもしれない。

 種類によるかもしれない。

 でもすべてにおいて比較しないで平気なわけではないということ。

 そうやって、自分の位置や価値を測ろうとしている、ということに気づきました。

 そして、もう一つ気づいたのは、

 冒頭にリンクした記事の、

 「この恵まれた立場を今のうちに使えるだけ使って、やれることをやっておこうと改めて思ったのでした。」

 という部分と、

 『【思ったこと】やりたいことの方向や範囲について。』の記事の、

 「実はそんなことに、優劣や意味なんてないんだなあと、自分についても相手についても思いました。」

 という部分から、

 私は、比較しなくてもいられるように、少しずつ変わってきているんだろうということでした。

 人との違いはただの違いで、優劣でもなんでもないということ。
 損でも得でもないということ。
 どちらが正でも誤でもないということ。

 自分が、ただ、そのように「ある」ということ。
 人が、ただ、自分と違うように「ある」ということ。

 自分が比較しなければいられないタイプであると同時に、
 そうでなくなってきている状況でもあるということに、
 改めて気づけた。

 感謝です