前回 ポーランド入りした直後に、アップしてから半年が過ぎました。その間にも、書きたい事はたくさんありましたが、時間の使い方が もう1つ上手くない私は中々更新できずにいます。 先ずは、Chopin Music Univercity でのマスターコースのお話から。 8月の初旬に、ポーランド入りしたわけですが、予想以上に暑く、 これから続くであろうハードな生活(練習とレッスン)で、果たして 私の体力が持つであろうか?と不安で一杯になりました。 聞くところによると、200年に一度と言われると猛暑らしく、 毎日38度、時には40度迄上がる事もありました。 歴史的背景からまだまだ裕福な国とは言えないようで、高級ホテル、レストランを除いて クーラーがまだまだ普及しておらず、私が滞在した寮も、大学にも クーラーはありません。エレベーターもありません。 そんな中、防音の為に分厚い壁とドアで仕切られたレッスン室にこもり 1日平均6時間程練習して、教授からレッスンを受けるという毎日です。 レッスン室に置かれてるピアノのコンディションは、決して良いものでなく、 音が鳴らないキーがそのまま放置されていたり、鍵盤自体が傾いていたり 当たり前に調律のされたピアノを触ってきた私にとっては衝撃的でした。 (当たり前のように調律されたピアノを触れるのは本当に幸せなことなのだと・・・。) しかし、ショパンコンクールの度に、参加されるピアニストが練習してきた ピアノなので、歴代の優勝者、ユン、ディン、リーやブーニンなども このピアノを触っていたのか?と思うと感慨深いものがあります。 レッスン室のピアノ 20160319063929e95.jpeg 20160319064020414.jpeg