謹賀新年&2016 私の選んだ山(前半 次点・Best6~15位) | 頂への道 ブログ

謹賀新年&2016 私の選んだ山(前半 次点・Best6~15位)

明けましておめでとうございます。

 

すっかり御無沙汰しておりまして、更新も随分滞ったままなのですが、

マイベストについては、今まで続けて来ましたので、

越年しましたが参加させていただきたいと思います。
2009年から始まって今年で8回目になります。
自分が登山を始めたのも2009年、そしてその年から参加させていただいておりますので、

ある意味自分の登山歴とも重なって来るのかなと思います。


毎年企画をしていただいている安比の山人さん や発起人のenjyoy onebyone kazさん には本当に感謝です。
過去の記録 2010ベスト (2回分割)
         2011ベスト (2回分割+フォトベスト)
         2012ベスト (2回分割+フォトベスト)

         2013ベスト (2回分割)

         2014ベスト (3回分割)

         2015ベスト (2回分割)

※2009年はテーマを設定しておらず、2009年12月のブログの中にあります。

 

今回は前後半とさせていただき、次点及びベスト6~10位とベスト5とさせていただきます。

(今年は全然更新していないこともあって、あまり絞れなかったので15位までとさせていただきました。)

 

昨年の入山日数は(ハイキングなども含めて)86日と5年連続でほぼ同じ日数となっています。

春先はあまり行けていなかったのですが、初夏以降結構な勢いで登って挽回したようです。

 

次点の山々

〇南八ヶ岳縦走(2月7日)

しばらく目標としつつも歩く機会のなかった冬季の赤岳~硫黄岳の縦走をすることができました。

そもそも、無雪期を含めてもこの縦走をしたのは初めてでした。

風も穏やかでトレースもばっちりついている好条件下であることを見越しての登頂でしたが、

むしろ好条件下でなければ歩くことは難しいだろうと思われる厳しいルートでした。

【横岳から硫黄岳への縦走路を眺めて】

 

〇焼岳(3月26日)

中ノ湯からのルートは温泉宿に泊まらないと使えないため、

初めて中尾温泉からのルートを歩きました。

当日他にも登った方がいたにも関わらず途中で引き返したようで、

樹林帯からのラッセル、その後の雪壁に大いに苦労させられましたが、何とか登頂することができました。

貸し切りの山頂からの景色を楽しむとともに、苦労した分充実感のあった山行となりました。

【焼岳への急登から穂高連峰を望む】

 

〇北岳(6月18日)

広河原までのバスが通る前に、キタダケソウを見たいのと、冬季ルートを歩いてみたくて

奈良田からの北岳にチャレンジしました。

結果的には41キロというあまりに長いルートに大苦戦でしたが、ボーコン沢ノ頭からの

北岳の迫力は筆舌に尽くしがたく素晴らしい山行となりました。

【迫力のある北岳】

 

〇西穂奥穂槍縦走(9月10日~11日)未更新

西穂から奥穂への縦走は、キレットを歩いた時にソロでは歩くのをやめておこうと

思ったルートでしたが、奇しくもちびたさんタカさんに機会をいただいて歩くことが出来ました。

岩場の下りで苦戦するも2人の的確な案内によって無事歩き切れました。

本当はベストに入れてもいいのですが、その後の大きな山行をベストに入れましたので、

これは次点とさせていただきました。

【ジャンダルムにて 少なくともこの年に登頂できるとは思っていませんでした】

 

〇烏帽子岳・小河内岳(12月18日)未更新

鳥倉林道がまだ通過できることを利用して烏帽子岳にちびたさんタカさんと登って来ました。

烏帽子岳でお2人と別れた後は、スノーシューラッセルで小河内岳を目指しました。

本当に最後は苦しかったですし、日も短いこの時期に最後は真っ暗になりましたが、

景色も素晴らしくて充実した山行となりました。

【小河内岳直下より烏帽子岳~前河内岳の歩いて来た稜線を振り返って】

 

 

ベスト15へ(順不同)

〇甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳(1月9日~11日)

この3連休まで雪の少ない冬が続いていましたが、

素敵な仲間たちと強風の合間を縫って甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の両山に登って来ました。

楽しかったですし素晴らしい景色を堪能することができて良かったです。

【甲斐駒ヶ岳からの仙丈ヶ岳】

【カールが美しく】

【仙丈ヶ岳山頂にて】

 

〇常念岳(3月4日)

常念岳東尾根の記録を見て、日帰りでチャレンジした山行です。

日帰りにはあまりに長く、ラッセルも少し合って登りだけで8時間半もかかりましたが、

それを補って余りある素晴らしい景色を楽しむことができました。

【森林限界を抜けて前常念岳あたりまでが最も険しいです】

【登っている途中に見えた穂高連峰 本当に神々しくてしばらく見つめていました】

【真っ白な常念岳へ】

 

〇花の東北遠征(6月10日~12日:杁差岳 焼石岳 秋田焼山

最近東北の山を訪れていなかったことから、素敵なお花畑を求めて東北を訪れました。

焼石岳については素晴らしい仲間と、それ以外はソロで楽しんで来ました。

改めて東北の山の素晴らしさを感じさせてくれる山行となりました。

【杁差岳直下よりハクサンイチゲのお花畑と飯豊連峰】

【焼石岳周辺には素晴らしいお花畑が広がっていました】

【秋田焼山直下のイワカガミの群落と火口湖】

 

〇北横岳(7月3日:トレックアッププロジェクト)

2016年のトレックアッププロジェクトの会場は安達太良山でしたが、

北横岳の集まりに参加させていただきました。

リハビリから復帰しつつあった風花さんを始め、素敵な仲間との再会そして新たな出会いと

山を通じた仲間とのつながりを強く感じた山行となりました。

【強風の北横岳にて】

【ベースキャンプにて記念撮影】

【ベースキャンプで居合わせた方々との記念撮影】

 

〇飯豊連峰周回(8月6日~8日)未更新

飯豊山については、登山口を変更しつつ2回程大日岳まで登っていたものの、

そこから先の稜線を歩いたことがありませんでした。

ということで大嵓尾根からぐるっと周回して、頼母木小屋から頼母木山間を除いて稜線を繋ぐことが出来ました。

素晴らしい景色でしたが、麓で38℃を記録するような炎天下で灼熱地獄の中での苦しい歩きとなりました。

【2日目の朝 飯豊本山より前日苦労して登って来た大嵓尾根を見下ろして】

【逆さ大日岳】

【テント場にて 久しぶりの星空撮影となりました】

 

〇紅葉の東北遠征(10月1日~2日 栗駒山 三ツ石山~岩手山)未更新

東北の山のお花畑は何度か見たことがあったものの、素晴らしいと言われている紅葉は

見たことがなかったことから、一念発起して北東北の紅葉の名山を目指しました。

本当に遠くて大変でしたが、素晴らしい紅葉を楽しむことができましたし、

岩手山への縦走はなかなかバリエーションに富んだ素晴らしいルートでした。

【東栗駒山から紅葉の絨毯と栗駒山を眺める】

【三ツ石山より紅葉と岩手山】

【久しぶりの岩手山へ 前回初めて登った時はガスガスでしたのでリベンジとなりました】

 

〇八ヶ岳縦走(10月9日~11日)未更新

冬季赤岳~硫黄岳同様に、かねてより計画をしていたものの決行できていなかった

八ヶ岳縦走をようやくすることができました。

降雨直後の北八ヶ岳のぬかるみに苦戦したり、思うように晴れずなかなか展望に

恵まれませんでしたが、無事2泊3日で歩き切ることができて充実した山行となりました。

【少し色付いている双子池を囲む木々】

【御来光を期待しつつも見られなかった最終日ですが素晴らしい雲海を見ることが出来ました】

【権現岳手前より縦走して来た南八ヶ岳を眺めて】

 

〇下の廊下(10月29日~30日)未更新

前年も訪れていた下の廊下、しかも前年は開通していなかったことから2泊3日を

じっくり歩くことが出来たので、今回は初日の天気も悪く大きくは期待していなかったのですが、

蓋を開けてみると紅葉はどんぴしゃで未踏の区間の景色も素晴らしくいい意味で裏切られました。

山行に誘っていただいたえりちゃん、あいちゃん、かずくんには本当に感謝です。

【渓谷の絶景の中でポーズを決めています】

【十字峡は何度見ても素晴らしいです】

【未踏の区間も素晴らしい景色の連続であまりの迫力に感動させられました】

 

〇奥秩父縦走(11月3日~6日)未更新

八ヶ岳縦走ほどは詳細な計画を立てていなかったものの、同様にいつかはと思っていた

この奥秩父縦走を八ヶ岳縦走に続いて決行することができました。

距離が長くてハードなうえに、日が短くこの時期にしては寒かった気候に苦労をしつつも

何とか歩ききることができました。

【真っ赤に染まる夕暮れの奥多摩小屋前テント場】

【3日目の朝は小雪が降っていました 霧氷と甲武信ヶ岳】

【金峰山からの富士山 最終日にようやく御来光を眺めることができました】

 

〇蝶ヶ岳(12月3日~4日)未更新

初冬の蝶ヶ岳に、ゲートが締まって10キロの林道歩きが必要になる三股から登りました。

林道歩きはまだ良かったのですが、2000mを越えてから一気に増えて来た雪に

ワカンでのラッセルを強いられて小屋に到着したのはすっかり暗くなった夜7時頃でした。

苦労しただけ素晴らしい景色を楽しめて良かったのですが、遅着以外にもいろいろと反省の残る山行となりました。

【暗くなってもラッセルは続く 7時間程ラッセルをしていたようです】

【穂高連峰と星空】

【夜明けの前穂高岳と奥穂高岳】