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最近、私の家の周辺の猫が急増しました
おまけに、子猫まで産まれました。
今世間は猫ブームだそうで、猫の本、雑誌、ウェブサイト、ブログも沢山存在しています。
テレビでも猫の特集は多く、飼いたいという人も増えているようです。
ペットの飼い主の高齢化、散歩の必要がないなどの理由で、ネコを飼う人が増加中なのだそうです。
これまでペットの人気を二分してきた犬と猫ですが、長く犬のリードが続いていましたが、猫が逆転する日が近々やってきそうです。
確かに猫は可愛くて癒される動物です。
私も可愛い子猫は好きですが、今までに猫を飼ったことはありません。
理由は家に猫を飼う十分なスペースが無いし、母が猫嫌いで、家に猫が侵入しようものなら「キャー」と悲鳴を上げる始末です。
でも、将来年をとって私一人になったら、猫を飼って寂しさを紛らわせているかもしれません。
どうです?なかなか可愛いでしょう
しかし猫は可愛いというイメージに反して、化け猫、猫の怨念、黒猫のたたりなど、恐ろしく不気味ないきものというイメージもあります。
また、昔はよく車に轢かれてた猫の死体を見かけて、猫って可愛そうな動物だなと思ったものです
そういえば、小学生の頃に、楳図かずおの「黒いねこ面」というホラー漫画を読んで、とても怖かったことを覚えています。
今読んでも大して怖くないのでしょうが、小学生の私には刺激が強すぎる漫画でした。
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実は今でも、黒猫が前を横切ると何か不吉な事が起こるのではないかと、内心ぞっとしたりします( ̄Д ̄;;
最近ちょっと猫について勉強してみました。
そこで、今日は少しだけ猫についてお話しようと思います。
猫は他の猫科の動物(ライオン、トラなど)と同じ肉食動物です。
猫科の動物は大型小型を問わず、脊椎動物のみを餌としています。
猫は動物性たんぱく質と脂肪を食べなければ生きてはいけません。
猫は優秀なハンターでもあり、狩をするためには完璧な体形をしています。
一度に身長の5倍の高さを飛び越えることができます。
大型の猫科の動物(ライオンなど)は群れをなして獲物を捕獲しますが、イエネコは単独で獲物に忍び寄り獲物を捕えます。
日本では、猫は魚が大好物だと思われていますが、本来、ネコはネズミやウサギを食べる生き物です。
なぜ日本は、猫は魚が好物であるイメージが強いのかというと、古くからの食文化が関係しているようです。
日本は魚が中心の食生活だったため、猫にとっても魚にありつけやすくなりました。
日本では猫が魚を食べる姿を目にすることが多いため「猫と言えば魚」というイメージが定着していったようです。
ネコは独立心が強く、人間がもっとも理解しがたい動物です。
その理由は猫の考え方が人間とはかけ離れているからです。
猫の気持ちを理解するのは、男性が女性の気持ちを理解するくらい難しく、猫はよく女性に喩えられます。
最初にイエネコが現われたのは6000年前のことです。
人間の定住地に侵入するために、猫の祖先は肉体的に変化し行動の仕方も変わってきました。
猫は人間に興味を持ち、人間の近くで生活することを選びました。
そして、ネコ科のなかでもとも繁栄した動物種がイエネコです。
猫は縄張りをはって獲物を追いかける生来の習性があります。
しかし、猫を家で育てることにより、私達は猫の脳の発達や行動に大きな影響をあたえています。
イエネコの体の構造はヤマネコの祖先から少し変化しました。
猫の脳は祖先であるアフリカヤ・マネコよりも30%小さくなっています。
これは、自分の力で生き延びるために必要な脳の領域は、縄張りが比較的狭く食料が簡単に入る環境ではほとんど必要ないからです。
生後7週間以前から人間の家で育てられた猫は人間が安全であることを学びます。
逆に野生の猫は、猫以外の動物には不信感を抱きます。
ですから、野良猫は人間に対して反抗的な態度をとり、人に近づこうとしません。
先の私の家の近所の猫も、私を見ると一目散に逃げていきます。
いくらこちらが可愛いからかまってあげようとしても、猫はそんなことは分かりません。
また、猫は褒めてもらいたくて人に従うことはありません。
単独行動をする猫にはそんなことは何の得になりません。
しかし、ご褒美としての食べ物には反応することがあり、猫は自分の損得を考えて行動する賢い動物とも言えます。
これは、女性が金持ちの男性には近づいても、そうでない男には興味を示さない様子と似ています(笑)
私達と猫の関係はごく最近になって生まれたものです。
猫と人間の関係は互いにとって有益であり、互いに順応し猫は人間に頼っていきています。
猫は人間を癒し、家族のように生活に喜びを与えられます。
猫と人間がお互いに理解しあうことは今後も不可能でしょう、しかし猫には猫の考えがあり一生懸命に生きています。
これからも、猫と人間がうまく共生できる環境が続いていけばいいと思います。
ヾ(@^▽^@)ノ