アートの街、メルボルンでは一体どのくらいのカラースプレーが日々消費されているのでしょうか。
ドーナッツやケーキの上に使われるカラフルなチョコレートのふりかけみたいなものを連想した、甘党のあなた。そのカラースプレーじゃないです。
カシャカシャふってから、ガムを噛みつつ街の壁に吹きつける、若者のいたずら描きにかかせないアイテムの方です。
街中でみかける少し狭い通りや路地裏にはことごとくカラースプレーによるアートが飾られているのですが、そのレベルは様々。
練習しなおせ、と子供の落書きに毛が生えた程度の絵もあれば、これぞアートと賞賛したくなる作品もあちこちに見つけられます。
そんなメルボルンのとある路地裏は常にアーティスト(もしくはアーティストになりたいパンピー)が作品を手がけているような場所があります。
観光客にも大人気なそのスポットはいつも人で賑わっていますが、そこはそれ、せっかくのメルボルン居住者ですから、一度といわず何度も様子を伺いに訪れています。
何故なら、アートワークがほぼ日替わりで変わっていくから!
アーティストで溢れるメルボルンでは建物の壁といえど、競争率は高いようです。 おとといまで女性の顔だったものが、今日は巨大なグラフィック文字に変わっていたり、素敵なお花が鷹に早変わりしていたりします。
これが、
こうだったのが、
こうなっちゃいました。
お気に入りのアートが塗り潰されているとショックを受けることもしばしば・・・。 ということで近くに寄ったときは好きなアートがまだ生き残っているかを確認しているのです。