シャドーフォックス(初回版) | ゾイドバトルカード大辞典

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ゾイド第2期に発売していた「ゾイドバトルカードゲーム」のブログです。カードの掲載が終わったのでゾイド全般のブログと化しています。
ゾイドバトルカードゲームを初めて知る方はテーマ別記事→「ルール説明・補足」を見てから各カードを見て頂くといいと思います。

こちらのシャドーフォックスはキットの初回版に同梱されていたバージョンです。アニメも盛り上がってた頃に発売されたキットなので初回といっても相当数出回ってるはずなんですが、ネットオークションなんかでも滅多に見かけないですねえ。

 

カード能力は特殊能力がとにかく強力で、「徹甲レーザーバルカン」であらゆる防御効果を貫通します。射撃数値自体は400と低いぐらいなのですが、WRが4もあるため補強が容易です。

しかし真骨頂はもう1つの「シャドーファントム」で、

M~LL型から攻撃を食らった際に、3分の1の確率で無効にしてしまう

という、運次第ではありますが発揮すれば強力な能力です。

しかも「命中しなかったことに」してしまうので命中したことで効果を発揮される能力、たとえばマリン・ブルーガーのドロー能力と言った特殊能力すら発動させないという凶悪さ。

 

また、前述のとおりWRが4あるため、スモークディスチャージャーをWR複合ラッチで2個付けされると回避の鬼となります。共和国にはシニアン・レインがいるため、彼女が乗ってスモーク2個付けをすると・・・

常時命中-2(森地形なら更に-1)、仮に命中しても3分の1で無効。簡単に言うと命中+補正が無い普通の攻撃だと森地形にいるフォックスには6でしか命中せず1/6で命中しても更に1/3でダメージ無効。

確率で言うと5%ぐらいでしか当たらず、しかもスモークディスチャージャーをイベントカードで排除することは不可。

と言っても6が出れば当たってしまうので過信は禁物なのですが、恐るべき能力であることは留意しましょう。

 

弱点はHPの低さと基礎攻撃力の低さで、WRが多いと言っても上記のコンボを使うと残り1しか無いので火力・射程不足が目につきます。

超回避型で行くのか、連射ポッドやスナイプスコープを積んで火力補強するのか選択が重要でしょう。

ですが基本的には火力不足の面は割り切って他のゾイドを火力重視にすることでカバーし、フォックス自体は超回避で嫌がらせをするデッキの方が強いかなと思われます。

 

カード写真は例によって箱絵そのままですが、雪原を疾走するフォックスが躍動感があって非常にカッコいいカードです。

 

しかし世代的に・・・・・このフォックスを使っていると「かげぶんしん」とか「ちいさくなる」をガンガン積んでた初代ポケモン時代みたいな気分になりますね。

(分かる人いるかな・・・・・)