フレイルサポーター フィールドデビュー | アロマサロン Blue Herb ブルーハーブ 

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産婦人科医院で活動経験のあるセラピストのアロマサロン
ココロとカラダに優しい時間をお過ごしください
Blue HerbはAromapressure®(アロマプレッシャー)認定サロンです

フレイルサポーターとして春から研修を受けてきましたが、
先月フレイルチェックの会場で、
実際の計測などのお手伝いをしてきました。

参加したのは川東タウンセンターマロニエで行われたフレイルチェック。
30名ほどの方がチェックにみえられました。

市役所の担当の方の挨拶の後、
先生のお話を聞き、まずは席に座って
その場でできる簡易なチェックからスタート。
初めてやる色々なチェックを皆さん楽しそうにやられていました。

その後は機器を使って本格的に数字を測る深堀チェックです。

私は今回は滑舌チェックの担当。
測定器を使って、皆さんの滑舌を順番に測定させていただきました。

滑舌は口の中の筋肉が関係しています。
口の中の筋肉も立派な筋肉。言われてみればそうですよね。

以前の記事に書きましたが、
フレイル予防には「栄養」と「運動」と「社会参加」。
この3つの柱がとても大切です。

滑舌チェックはこの中の「栄養(食と口腔機能)」のチェックです。
食べ物を噛む力や飲み込む力は年齢とともに低下します。
噛める人と噛めない人では、
栄養状態に大きな違いが出てくるそうです。
そのためにはお口の中の筋肉も大切なんですね。

順番にチェックしていると、
80代のおばあちゃまがとても高い(良い)数値を出されました。
私よりもはるかに良い数値!30代の方と同じくらいでした。

後でお話を伺ってみたら、
毎朝お薬を飲むそうなんですが、
そのお薬の準備をするちょっとした時間に
「あいうえお…」や「ABC…」、「月火水…」など
順番に言えるようなものを日によって変えて
声に出して言っているんだそうです。
それくらいしか思い当たらないとのこと。
ひとり暮らしで、人と話す機会が少ないからやっているだけなのよ
とおっしゃっていました。

ご本人は確かに口の中の筋力を
そこまで意識されてはいないと思いますが、
日々の積み重ねが結果にあらわれています。
それも非常にハイレベルな状態をキープされています。
それほど特別なことをしなくても、
老化に負けない状態を作ることができるというのを
目の当たりにして、勇気をいただきました。


機器を使っての深堀チェックの後は
先生のお話を聞きながら答え合わせ。
自分の状態を確認します。

先生のお話は楽しく、そして分かりやすく解説してくださるため
皆さん熱心に耳を傾けておられました。


初めて参加したフレイルチェック。
勉強したことをきちんと実行できるか心配でしたが、
先生や市役所の担当の方、
そして先輩スタッフの方々のおかげで
ご迷惑をおかけすることなく
無事にお手伝いさせていただくことができました。

実際のチェックの場で、参加者の皆さんと触れ合えて
とても楽しかったです。

次回のフレイルチェックの日程は
8/30(火)下水道コミュニティーホールかるがもです。



 
スタッフTシャツ(制服?)。
これを着てお手伝いしまぁす。