☆ ディオンヌ・ワーウィック / フレンズ・イン・ラブ
1982年にアリスタからリリースされた“ディオンヌ・ワーウィック”のアルバム。
プロデュースは “ジェイ・グレイドン”!
アルバムには、そのジェイ・グレイドンをはじめ、
スティ―ヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロ、スティ―ヴ・ポーカロ、ジョニー・マティス、デイヴィッド・フォスター、マイケル・ランドウ、ラリー・カールトン、マイケル・オマーティアン、ロビー・ブキャナン、スティ―ヴ・ジョージ、スティ―ビー・ワンダー、エイブラハム・ラボリエル、スティ―ヴ・ガッド、マイク・ベアード、ビル・チャンプリン、リチャード・ペイジ 等豪華なメンバーが参加しています。
アルバムのオープニングを飾るのがAOR名曲「FOR YOU」!
個人的に このアルバムで最も好きな曲です。
ジェイ・グレイドン、リチャード・ペイジ、ジョン・べティス(カーペンターズの多くの曲で作詞を手掛けた人です)による合作。
リチャード・ペイジとスティ―ヴ・ジョージによる渋く美しいバック・ヴォーカルも素晴らしいです。
ローズ・ピアノとシンセで デイヴィッド・フォスター が参加しています。
セカンド・シングルとしてシングル・カットされ、アダルト・コンテンポラリー・チャートで14位のヒットを記録しました。
FOR YOU
A面2曲目のタイトル・ナンバー「FRIENDS IN LOVE」は “ジョニー・マティス”とのデュエット!
曲はジェイ・グレイドン、デイヴィッド・フォスター、ビル・チャンプリンによる合作です。
これはあのアース・ウィンド&ファイアーの名曲「After The Love Has Gone」を書いた面子だ。
ギターはジェイ・グレイドン。
フォスターはピアノとストリングス・アレンジで参加、チャンプリンはバック・ヴォーカルで参加しています。
ファースト・シングルとしてシングル・カットされ、全米38位、R&Bチャートで22位、アダルト・コンテンポラリー・チャートで5位となるヒットを記録しています。
FRIENDS IN LOVE
A面3曲目「NEVER GONNA LET YOU GO (邦題:もう、はなれない・・・)」も素敵なバラード・ナンバー。
ライチャス・ブラザーズ「ふられた気持」やザ・ロネッツ「恋の雨音」等の名曲を創り出したバリー・マンとシンシア・ワイルの夫婦のペンによるナンバー!
ちなみに、ディオンヌ版の翌年にセルジオ・メンデスがこの曲をシングルとしてリリースして、それが全米4位のヒットとなっています。
NEVER GONNA LET YOU GO (もう、はなれない・・・)
A面4曲目「CAN'T HIDE LOVE」は“スキップ・スカボロー”が書いたナンバー。
“アース・ウィンド&ファイアー”のアルバム「GRATITUDE (灼熱の狂宴)」に収録されていた曲だ。
デイヴィッド・フォスターがプロデュースしたジェイ・P・モーガンのアルバムでもこの曲がとりあげられています。
B面1曲目「MORE THAN FASCINATION」は“トム・スノウ”の作品。
“メリサ・マンチェスター”がこの曲を 「I DON'T CARE WHAT PEOPLE SAY」と改題して1983年に発表しています。
B面2曲目「GOT YOU WHERE I WANT YOU (邦題:二人の定め)」は再び“ジョニー・マティス”とのデュエット!
B面3曲目「WITH A TOUCH」は“スティ―ビー・ワンダー”が書いたナンバー。
その“スティ―ビー・ワンダー”がピアノで参加しています。
収録曲
SIDE 1
1. FOR YOU
2. FRIENDS IN LOVE
3. NEVER GONNA LET YOU GO
4. CAN'T HIDE LOVE
5. BETHA BY GOLLY WOW
SIDE 2
1. MORE THAN FASCINATION
2. GOT YOU WHERE I WANT YOU
3. WITH A TOUCH
4. WHAT IS THIS
5. A LOVE SO RIGHT