【全面改訂】ブルーベリーの品種10 ブリジッタ | 「最強の農起業!」脱サラ農業・極上ブルーベリーの楽園日記 ~好きな仕事があなたの人生を変える~

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大企業の管理職から転身した「ブルーベリーファームおかざき」のオーナーがブルーベリーの魅力を包み隠さず提供します。また脱サラから起業に至るまでの気づきや学びも随時お伝えします。農業に限らず起業したい人、ブルーベリー大好きな人はぜひ覗いてください。


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脱サラ農業・極上ブルーベリーの楽園日記-ブリジッタ

 

(写真:ブリジッタ ハイブッシュ系の中では甘みが強いのは特長)

 

品種紹介を完全リニューアルします。品種解説も最新情報を盛り込み全面的に更新しますが、掲載ページも農園のホームページに随時移管していきます。

 

今回はブリジッタを更新↓↓↓

 

 

以下これまでの内容

 

 
■2020年再評価

 

 

2011年評価はカンタンに言うと以下の通り

 

 

・実を付けてからの生育が悪い

・害虫が大好きな品種なので、駆除に手間がかかる

・従って、評価を下げたので本数を増やさない。

 

でした。

 

ところが、今回の2020年評価は逆で評価を上げました。

 

 

理由は、、、、

 

 

一部の株は、実をつけてから弱り枯れたものもありました。

しかしながら、定植して14年経っても元気に活躍している

ものも多く、信頼感が上がりました。

 

 

また害虫が好きな品種ランキングの上位であることは

間違いないですが、年数を経てから害虫もおさまって

きたような気がします。

 

 

最近は害虫駆除にそれほど時間を割いていません。

 

 

それよりも、大変なのは樹勢が旺盛で、実付きがとっても

良いので、摘花、摘果をかなりコマメにやらないと

実が混み合っていて、成熟時に果実が変形、あるいは

つぶれてしまいます。

 

 

ブドウで言う「摘粒」という作業です。

 

 

ここまで実が混み合って成る品種は、ラビットアイも含めて

ブリジッタだけですね。

 

 

あと、ノーザンハイブッシュ系での暖地特性はダントツで

優れています。

 

 

最近の猛暑でもまったく平気です。

オキナワでも元気に育っています。

 

 

南限がどこまで行けるのか?試してみたい気がします。

 

 

 

定植して14年目の総合的評価は、

 

 

この地方での6月下旬をカバーする、言い換えると

ラビットアイ系ブライトウエルにつなぐ品種としては

最適だということです。

 

 

一昨年20本増やして、来年デビューが待ち遠しいです。

 

 

 

◆2011年再評価◆

 


 

◆メリット

 

 

樹勢が強く、豊産性で6月下旬から農園を彩ってくれます。

 

 

食味は甘味が強い、と以前の評価で書きましたが、

酸味も結構あります。

 

 

やっぱりノーザンハイブッシュなんですね。

 

 

昨年のお客様で「もっともイメージしていたブルーベリー

の味に近い」そういっていらした方がいました。

 

 

この辺の微妙な食味は、僕自身が全品種を毎日

食べているわけではなく、たまたま食べた日の

コンディションなどで大きく変わってきます。

 

 

ご了承ください。

 

 

 

◆デメリット

 

 

メリットと相反するようですが、成木になってから

の生育が思わしくないです。

 

 

2年生の苗木を定植して4年生のころまでは

順調に生育して、樹勢も強く、頼もしいのですが、、、

 

 

一度実を付けた翌年の生育がちょっと残念な樹

多いのです。

 

 

樹勢が良くて実付もいいので、その勢いに任せて

実を付けすぎているのが原因かもしれません。

 

 

この成木になってからの生育は

ニュージーランド3兄弟、レカ、プル、ヌイと

比べると明らかに見劣りします。

 

 

熟期が6月下旬ですが、ラビットアイ系の早生

例えばブライトウエルはブリジッタの数日後

多分4、5日後には熟期がはじまります。

 

 

そう考えると、熟期の優位性も薄らいでいます。

 

 

そうそう、大事なことことを書かないと。

 

 

このブリジッタは、虫が好む品種ナンバー1かも

しれません。

 

 

イラガ、カイガラムシ、コナジラミ、ロウムシ

ケムシ、アリなど

 

 

こんなにもいろんな害虫がよてったかって

くっついている品種は他にはありません。

 

 

品種独特の虫が好む匂いのようなものがある

のでしょうか?

 

 

とにかくムシにやられてないか?チェックが欠か

 

せない、少々厄介な品旬です。

 

 

ということで2009年度の評価よりも下げました。

 

 

今後も本数を増やすことは考えていません

 

 

 

以下2009年度の評価です。

 

 

 

 

 

 

ノーザンハイブッシュ系の品種を紹介しています。今日はブリジッタ。

 

 

◆収穫時期

 

6月下旬~7月中旬


 

◆特徴

 

甘い、豊産性、そして暖地適性抜群。


 

オーストラリアで選抜された品種です。したがってノーザンハイブッシュの中では暖地適性があります。

 

 

九州、四国地方の温暖な地域でも盛んに栽培されています。

 

 

 

 

ハイブッシュの中では晩生品種で、この後にラビットアイが続いてきます。

 

 

 

 

ですからハイブッシュとラビットアイの狭間をつなぐ役割も期待できる品種です。

 

 

 

 

果実はそれほ大粒ではありませんが、それ以外の食味、香り、食感、など文句無しです。食味はハイブッシュ系の中にあっては甘みが強いのは特長です。

 

 

 

◆食味

 

 

前述の通り、甘みが強いのが特徴。

 

 

 

ハイブッシュ系の中でお気に入りの一番手にあげる方も多いようです。

 

 

 

 

◆栽培留意点

 

 

樹勢は非常に強く、丈夫です。

 

 

前述のように暖地適性があり、夏の暑さに負けるようなこともありません。

 

 

 

 

また冬の低温要求時間が短いため、ハウス栽培も可能です。

 

 

 

 

ハウス栽培されている方を見学させていただくと必ずブリジッタに出会います。

 

 

 

 

害虫のカイガラムシに好かれているのか、よく付きます。カイガラムシを見つけると、ブリジッタかミスティに間違いないです。

 

 

多品種栽培されるのであれば、そろえておきたい品種の一つです。

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

今日もあなたが自分らしく生きられますように!