今日が2回目の投稿です。宜しくお願いします。
これからしばらくブルーベリーの魅力について語ります。
魅力の①は「その美味しさ」です。
先回の投稿で世の中で流通しているブルーベリーの大半は「美味しくない」ブルーベリーと書きました。その理由は次のようなものが考えられます。
①本当に美味しい時期が短い(旬が短い)
②痛まないように完熟前に収穫してしまう。
③そもそも生育状態が悪く、酸っぱい。
などです。
そんな中で①はブルーベリーの宿命なので仕方ないですし、③については生果として出荷されるべきではありません。
②についてはバナナやトマトであれば、収穫後も追熟するので問題にならないのですが、ブルーベリーは収穫後の追熟はほとんど期待できません。
ブルーベリーは樹上でしか熟さないフルーツなんです。
ですから美味しいブルーベリーをいただくのには、ブルーベリー狩り園に行って、その場で完熟したブルーベリーをほおばる以外にはないのです。
なんかうちの宣伝しているみたいでスイマセン(笑)
僕がブルーベリー狩り園、それも摘んで持ち帰るシステムでなく、その場で好きなだけ食べるシステムにしている理由はここにあるのです。
ブルーベリー狩りでも持ち帰ってしまうと鮮度が落ちます。
やっぱり畑の中で完熟した好みのブルーベリーをお腹一杯食べる、それがお客様にとって「本当に美味しいブルーベリー」に出会える最適な条件なんです。
美味しいブルーベリーはどんな味?
よく質問されますが、的確な表現は難しいです。
他のフルーツに似ているような、似ていないような。
系統別にいうとザックリこんな感じです。
◆ノーザンハイブッシュ系
酸味にきいたさわやかな食味
◆サザンハイブッシュ系
酸味と甘味の絶妙なバランス
◆ラビットアイ系
甘味が強い味わい
一般的にノーザンハイブッシュが美味しいと言われていますが、これは好みで分かれます。
うちのお客様にはラビットアイの甘味が好きという方も実に多いです。
個人的にはサザンハイブッシュがおすすめ。味わいに深みがあって実に美味しい。
この美味しさについては、後日品種紹介の中で詳しくお話ししていきますので楽しみにしていてください。
初回の投稿でも書きましたが本当に美味しいブルーベリーを一人でも多くの方に味わって」いただきたい、心からそう想っています。
食味だけでなく、このあとブルーベリーの魅力はどんどん続きます。
最後にこんな巨大なブルーベリーもあるんです。
品種名チャンドラー。
ブルーベリーの中で最も大粒の品種です。大粒ですが決して大味ではなく実に美味しい、もちろん大きいので食べ応え十分です。