ラプターズ:フレッド・バンブリートの飛躍についてのコラムを読む“BENCH BOSS” | NBAブログ 〜We The NorthとGrind City〜

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NBAが大好きな、しがない大学職員の書くブログ。
ラプターズのことを中心に試合情報や負傷情報、トレードや噂などのNBA記事を和訳で綴ります(でも英語は苦手!)。

毎日が24時間で足りない日々ですが、
苦手な英語と戦いながらできる限りの情報をお届けします。

いつも閲覧くださりありがとうございます^^

 

ちょっと記事を書くのが滞りました。

あと、私のつたないブログにもコメントをくださっている皆様に申し訳ない限りですが

最近よくコメントOFF設定にしていることがありまして…特に週末。

この時期、タイムリーにコメントを返信できない状況があるので、そのときはOFFにさせていただいています。

こんなブログにもコメントをくださることを、とても嬉しく、有難く思っています。本当にありがとうございます。

ただただ、結局は私がへっぽこだということにつきます。。。

 

 

さて、ラプターズですが…最近はヒヤヒヤする試合が続きました。

ペイサーズ戦は相手の確率に助けられ、マブス戦はずっと劣勢。

正直、マブス戦は本当にだめだと思いました。残り5分くらいまで、どうにも6〜7点差が縮められなくて。

そこからちょっと試合経過を見られず、残り1分…あれ??追いついてる!106-106

その後も2時間くらい見られなかった試合結果。ドキドキしながらAppを立ち上げると…

OT?しかも勝った!

 

 

ラウリーがRestで不在の中で勝てたのは大きかったですね。ちょっと苦手意識のありそうなマブスに。

それでも、最近の試合運びはとても心配です。TOが多くて。

もし、新しいことを試そうとして上手く行っていなくてのその結果だったとしたら良いのですが…

一応、これで1連勝。しかし、次は苦手のOKC。前回の試合も良いとこなしで負けています。

少なくとも、良い試合をしてくれれば良いのですが。起きたら勝敗が決まってますね。日本時間の2:00からです。

 

 

 

 

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さて、そのラプターズの連勝、そして今シーズンの好調を支えているのはベンチメンバーの力。

デローザンはもちろん進化していますが、それ以上に大きかったのは…

今シーズン、がらっと変わったCJマイルズ+生え抜き若手ラプターで構成されている。

目立つ選手はいなくとも、「ベンチ」というくくりにしたときは目を引く数字をあげています。

彼らのおかげでスターターは安心して試合を任せることができ、

セカンドメンバーになったときにも差を広げられることはない。頼りになるベンチ。

それの中心選手となり、この躍進の一番の立役者となっているのは

言うまでもなく、フレッド・バンブリートの存在。

 

決してかっこ良くはないよね…ごめん、フレッド…笑

 

 

そのコラムが出ていたので読んでみます。長文です。

 

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THE BENCH BOSS

ザ・ベンチ・ボス

 

 

 

フレッド・バンブリートは最も運動能力の高いトロント・ラプターズの選手ではない。もちろん背の高い選手でもないし、速い選手でもない。しかし、彼はコート上でどれだけ良くないことがあっても、人生でもっと、もっと悪いことが起こる可能性がることを理解していても、最も賢明で最も粘り強い選手かもしれない。

 

BioSteelセンターのカフェテリアはトロントでの食事をするよりよい場所のひとつである。ラプターズの練習施設の2階に位置し、床から天井までの窓があり、オンタリオ湖の景色を一望できる。grab-n-go smoothiesから運んだ最高級の食材を使用した料理まで、あらゆるものを提供している。シェフと食べ物。大画面テレビ、ゆったりとしたラウンジ、最新の雑誌コレクション、テレビゲーム機、2つのPop-a-Shot stationsがある。ゆっくり時を過ごすのに魅力的な場所である。そして、ラプターズの選手やスタッフが出入りしており、長いNBAシーズンの間、そのとき何が起こっているのか——誰が良い状態で、誰が良くないか——というようなことを感じるのにも便利な場所である。

 

今シーズンの早い段階で、ラプターズのアシスタントゼネラルマネージャーでありプレーヤーのディレクターを務めるダン・トルズマンは、そのカフェテリアで2年目のポイントガードであるフレッド・バンブリートとランチをとっていた時に何かに気付いた:この冷静沈着な24歳は、少しもストレスの兆候がないように見えた。——言い換えれば、いつも通りだった。トルズマンはウィチタ州立大学でバンブリートを大々的に視察し、2016年の夏にラプターズがドラフト外でフリーエージェントとして契約を結ぶことを強く求めた。彼は注意してみていた。なぜならば、バンブリートが若い選手によく見られるような——特にシーズンの早い時期に見られるような、深いシューティングの不調に陥ったからだ。

 

バンブリートは、最初の12試合は30.8%のシュート確率であり、最初の18本の3Pの試打のうちたったの3本しか決められなかった。さらに悪いことに、彼はレイアップをするのに苦労していた。バンブリートがペイント内において自分自身で打ち、それに続いて激しく着地し、ボールがリムから転がっているか、当たって逸れるということが頻繁に起こっていた。しかし、彼はまったく悩んでいなかった。“彼が大きなスランプであったことは決して分からなかった”とトルズマンは言う。“彼はまったくかわらなかった。彼の頭の中で何が起こっているのか誰が知っていただろうか?おそらくそれを考えて、スランプから脱出ために500のエキストラショットを打っていたが、彼はそれを誰にも知らせず、彼は、それを試合にアプローチする方法に影響を与えさせようとしなかった。それは大きな特徴だね。”

 

 

 

バンブリートが誇りを持っているのは、明らかに才能のある多くの選手が後退したときに、彼が前進するということだと理解している。“精力的な選手を使っているとき同時に、ショットを決めていなくて、ディフェンスやスタッフに打ち負かされているとする。IQ、精神的な強さ、その感情的な安定性がなければ、自分自身を責めることになるだろう。その上、彼は自分のエネルギーをもたらすことさえせずに、彼を良い状態にする1つのことさえせずに、落ち始めると落ち続けるんだ。”とバンブリートは語る。

 

バンブリートは成長し続ける。彼は自分自身を責めなかったし、少なくとも彼にたいする疑いは彼の気を散らすことはなかった。驚くことではないが、彼のスランプはつかの間だった。シーズン開始時にまっすぐに撃つことができなかったこの子は、次の51試合において41.7%の確率で3Pショットを打った - ラプターズでは最高であり、リーグでは20位だ。同じ期間において、バンブリートは1試合あたり21分の出場で平均9.3PTS、3.4ASTを達成し、それに対してターンオーバーはたったの1.0である。NBAのベンチから出てくる他のガードは、毎分の生産性にマッチすることは誰もできない。

 

 

 

カイル・ラウリー、コーリー・ジョセフ、デロン・ライトの後ろにチームの第4のポイント・ガードとして契約した後、フル・シーズンの間に、ラプターズの第2ユニットの不可欠なユニットに変貌し、レギュラーラプターズのスターターと並んで、自分自身をクラッチタイムのレギューラーに定着させた。“僕は最もすばらしいアスリートではない – 僕は理解しているよ。”と彼は言う。“でも、僕の性格、IQ、自分が考える試合の進め方、それらは僕の持っているものだよ。”

 

ラプターズ905にいるときも、バンブリートはカラミアンと大きなクラブのコーチングスタッフに話を聞いてもらうことができた。

ラプターズのスカウティング部門にとって、バンブリートは大成功だ。将来のNBAスターを見つけることはそれほど難しいことではない:彼らはほぼ天才に近い。そして、見逃すのが難しいほどのサイズ、技術と身体能力の素晴らしい調和よって彼らがリーグに加入する前に、よく宣伝されている。

バンブリートはスペクトルのもう片側を表している。彼の身長はわずか6フィートで、平均ちょうどのウイングスパンに平均以下の身長、クイックネスも同様でNBA基準では飛び抜けたものはない。30チームがドラフトで彼をパスした理由の説明がつく。しかし、2016年の第2ラウンド指名権が欠けていたラプターズは、漠然とバンブリートが次のレベルで効果を発揮する方法を見つけることができると信じていた。彼らがフリーエージェントとしてバンブリートと契約したのは、トルズマンが行ってきた早期からの足で稼ぐ手法と、ラウリーを代表するバンブリートのマネジメントチームの信頼関係からの賜物である。

 

しかし、ラプターズがバンブリートに何かを見いだしたとしても、NBAの残りの部分が彼を成功に導いたという性質を見なかった、またはできなかったということはまだ存在する。メンタルの強さ、感情的IQおよび忍耐をはかることは、依然として正確な科学ではない。“私が彼を見るたびに、彼がプレーするのに十分ふさわしいかどうか、疑問に思っていた。”と、トルズマンは言う。"しかし、私は彼が好きだ。彼がどのように試合にアプローチしているかについて、すべてが好きだね。良いシューターだし、とてもタフだ。“

 

 ↓やっぱり最近だとこのピストンズ戦の試合を決めるショットですかね…

 

ラウリーは一般よりも小柄で、2006年に第24位で指名された選手であったが、WinSharesで彼と同じクラスのドラフト指名者の中で3位にランクされていた。彼は、チームがそれを複雑にしすぎていると考えている。“ただただ彼を見て!彼はそれほど背が高くないし、運動能力はないけれど、仕事を終わらせることさえあるよ。” “大学のときに彼が何をしてきたかを見て。”とベテランは続け、バンブリートが、ウィチタ州立大学で2度のカンファレンス・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、そこではShockers(バスケットボールチーム)は彼がスターターを務めて91-15を記録したという事実を参考にして、と、ラウリーはバンブリートのことを語った。“それは知識を必要とし、スキルを必要とし、賢さが必要だ。そして、彼はここにたどり着き、バスケットボールを注意深く見ていて、バスケットボールを知っていて、仕事を知っている選手なんだと、言うことができるよ。彼はものすごく頭の回転が早いんだよ。”

 

 

※WinShares:

バスケにおいてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考えて分析されたもの。そのプレイヤーによってもたらされた勝利数を表す指標を基にした作成されたランキングである。

 

原文:Sports Net

BENCH BOSS

 

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私個人的には、フレッドの感情の起伏?を表したこのインスタの写真がすごくお気に入りで。

さすがにここまで無表情じゃないですけどね…笑

まあでも、それくらいポーカーフェイスで落ち着いているっていうか。

 

 

 

私のイメージでは、彼はラウリーとプレースタイルは似ている気がするのですが

感情の出方は正反対。だからこそ、スターターとセカンドで雰囲気も変えられるし良いのではないかと。

以前にも少し書いたのですが、選手名鑑には

“小柄で特別に運動能力の高くないバンブリートの強みは、大舞台での経験と堅実さ。”

と書いてある訳ですが、まさにその精神的な部分を特にラプターズは買ったんですね。

そしてそれは成功したと言えるのでしょう。他には変えがたい安定感につながりますし。

非常にラプターズが好きそうな選手であることは間違いないですね。

 

この独特な感じ…笑

 

 

彼がプレーオフでも同様に冷静沈着で、実力を出せれば良いのですが。

これから彼に対する評価が変わればスランプに陥ることもあるかもしれませんが、そのときこそが持ち前の精神力と冷静さ、そして堅実さで切り抜けてくれると良いですね。ノーマンは今シーズンかなり苦労していますし。

 

今や、試合を決められるかどうかのラストショットをデローザンが任せるほどに信頼されているフレッド。

今後の更なる成長と活躍を願っています。

 

 

 

あつかましくて申し訳ありません。

最近疲れ気味な私デルフィですが、皆さんの応援が活力になります^^

↓気が向いたらピコってしてやってください。