ゆるめるモ!のしふぉん(ソロ名義・ササキシホ)が11月18日に誕生日を迎えた。これを記念し、改めて彼女の紹介と出逢いから9ヶ月を経て見えてきたその魅力について個人的な視点からではあるがお伝えしたい。
文中人名は敬称略である点と、文量を稼ごうとするあまりすっ頓狂なことを書いているかもしれない点はご容赦頂きたい。

■基本(とそうでもない)情報
名前:しふぉん(Chiffon)
別名義:ササキシホ
愛称:さささ、しほ(スタッフ間でも使われ、チェキ券にはこの表記も多い)、しほちゃん(あのから)、ささき(ちーぼう・ようなぴから)、くまちゃん(もねから)、さささん(けちょんから)
好きな呼ばれ方:さささ
所属:ゆるめるモ!
担当色:赤
誕生日:1993年11月18日
ファンの呼称:しふぉん主義
性格・特徴:真面目、小柄、熱血、部活精神
好きな食べ物:米
苦手な食べ物:甘いもの
好きなアーティスト:Avril Lavigne、藍坊主、Mr.Children、GLAY、ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学などなどなど
神推し:百田夏菜子(ももいろクローバーZ)
家族:母、妹、おもち(オッドアイの猫)
ご近所:深夜にOne Directionを爆音で流す外国人
赤か緑か:緑のたぬき派
オススメの貯金法:100円玉貯金、定額預金
ゆるめるモ!で好きな曲:難、眠たいCITY vs 読書日記、私へ、などなどなど
落ちサビのある曲:アーメン、よいよい、私へ、など
Bメロのコール:しーふぉん!さささ!
ダイブの仕方:お布団に寝転がるように
ライブ中行方不明になったら:客席にいます


ソロでのアイドル活動を経てオーディションにより選ばれたゆるめるモ!の第二期メンバー。同期にあの、ようなぴ、ちーぼう、ゆいざらす(2014年8月卒業)。
卒業した結成メンバー・のんちゃんの跡を継ぎ担当色は赤。持ち色に恥じぬ熱いライブパフォーマンスに定評がある。


■ライブを盛り上げるエンジン
言うなればゆるめるモ!のロックスター。ライブでは率先してフロアを煽るアッパーサイド。曲にカチッとハマる煽りのフェイクは曲が持つ熱量を倍増させる。
スタイリッシュな盛り上げ方をするしふぉんと本能的なパフォーマンスをするあのは共に激しいながら対極を成す。しかしこれがぶつかり合うことなくむしろ跳ね馬とそれを手繰る騎士のようなコンビネーションを発揮するから面白い。

もちろん彼女の魅力は歌だけではない。言ってしまえば子供のような体格だが、そこから繰り出されるダンスのキレは抜群。
ダンサーには同じくらい上手くとも、人を惹きつけるダンスを踊る人とそうでない人がいる。しふぉんは間違いなく前者だ。動く度に関節から炎が出ているかのような熱いパフォーマンスに痺れたファンも多いだろう。
また、Hamidasumo!ではヴォコーダーを通したコール&レスポンスをしたり、非常階段とのコラボではベース演奏を披露するなど見せ場は多い。

ダイブはもちろん、コールや合いの手を入れるタイミングで起点を示したり、時にはオタクが入れるコールやヲタ芸を自らする場合もある。細かくレスを返し、またサイリウムやペンライトを観客から借りて振ることも。(その後必ずタイミングを見つけて律儀に返しに行くのがしふぉんらしい) さらにイベントによっては自ら客席の後ろまで乗り込むなど、フロア全体への気配りを忘れないのも彼女の特徴だ。
血液担当を名乗るしふぉんだが、ライブに熱を加える立ち回りはさながら体中に血液を送り出す心臓のようである。

基本、神対応
不安そうにしている新規のファンにも積極的に声をかけ、認知も非常に早い。楽曲に難しさを感じる観客も少なくないゆるめるモ!において、その間口を広げてとっつきやすくポップにしている要素の一つがしふぉんのパフォーマンスや立ち回りであることは間違いないだろう。
驚くべきことに、ファンからのリプライだけでなく日常的なツイートやオタク同士の会話もチェックしているらしい。ちょっと凹んだことをつぶやいたらそのことについて彼女のほうから話題にし励ましてくれたこともあった。目配り気配り心配りのスキルは一級品である。



(恥ずかしいふぁぼられ)

自他共に認めるお堅い真面目キャラだが、人を笑わせることも好きなようでとても茶目っ気がある。メンバー内では屈指のいじられキャラだ。
メンバー中もっとも親しみやすく、またよく喋り、特典会でも積極的に話題を振ってくれる。初接触でも話題に事欠かず楽しめるだろう。

■綺麗な歌声
煽りや神対応については枚挙に暇がないが、いまの彼女を語る上で欠かせないのが「声」だ。
アニメの少年のような、それでいて暖かみのある低音ボイスが持ち味である。剣道の経験からか発声は非常に芯があり力強い。個人的には声優の素質があると思っているのだがいかがだろうか。
音楽経験としてロックを通っているのでがなるような激しい歌い方もカッコいい。ライブではその側面がよく目立つが、ここ数ヶ月で会得したしなやかに強かに伸びる高音の美しさにも注目してほしい。

6月30日にササキシホ名義でソロ出演した「あっこゴリラ生誕祭」では、ハシダカズマ(Gt.)、福山タク(Sax.)を率いてアコースティックセットで登場した。「逃げろ!!」「1!2!かんふー!」「OO(ラブ)」「さよならばかちゃん」といった名曲の数々をしっとりと歌い上げるその歌声は、決してようなぴのような通る声質ではないものの、寄り添うような温もりがある。
アコースティックゆえにその歌声をじっくり堪能できるライブではあったのだが、残念ながらその映像や音源は公開されていない。(同公演のダイジェスト映像には唯一オケで披露した「manual of 東京 girl 現代史」が一部収録されているのみ)


※1:54~

作品リリースの度に目覚ましい成長が感じられるしふぉんの成果が顕著に現れているパフォーマンスだったためこのライブの模様がお蔵入りしてしまうのは実に残念なことなのだが、替わりにニューアルバム「YOU ARE THE WORLD」で1stフルアルバム「Unforgettable Final Odyssey」から格段にレベルアップした歌声を堪能することができる。
新曲「よいよい」「私へ」では落ちサビを担当しており、特に感涙号泣不可避の大名曲「私へ」は推しならずとも必聴だ。また「KAWAIIハードコア銀河」ではパワフルな煽りが痛快だし、「不意打て!!」ではまさかの30代以上でなければ馴染みが薄いであろうモノマネを披露し真面目系いじられキャラの面目躍如といったところ。後者については製作を担当したPOLYSICSハヤシから直々に指名があったという。
このようにしふぉんは新曲の中での活躍が目覚しいので、ぜひそこにも注目しながらアルバムを聴いてみてほしい。


■元気娘?
熱血キャラではあるのだが、「元気」というのとはまた違う印象がある。いわゆるはっちゃけたバカ明るいという感じではない。
ネガティブであることを公言している彼女、明るいとは言い難い人生を送ってきたことが発言の随所から伺い知れるが、そんな弱い者の気持ちを知った彼女だからこそその暖かさには深みがあるし、心の深いところをしっかりと掴んでくれるのだ。

負のエネルギーというのは非常に強力なもので、1人が負であると10人の明るさを喰ってしまうという。つまり負から生に向かうエネルギーは非常に大きく、0から100に向かうエネルギーと-100から0に向かうエネルギーでは後者のほうが数字以上に膨大なエネルギーを要するのである。
ゆえに彼女の明るさには非常に巨大なエネルギーが詰まっているといえるだろう。会うと元気が出るのは自然現象ですらある。推しならずとも1度は話してみてほしい。

根が暗い人間が作った明るい曲には、深遠な熱量と共に包容力、そして優しさとセクシーさが宿る。THE YELLOW MONKEY「太陽が燃えている」などはその代表例だろう。



彼女の明るさ、優しさもまた同じような質感の軽々しくない熱量がある。そこが推せるのだ。


■笑顔のためには……
そんなしふぉんをずっと笑顔でいさせたいと思うのは赤推しとしては自然な感情だろう。しかしどうすればそれができるだろうか。
人の気持ちに絶対はない。しかし、傾向はある。
ということで、統計学の結晶とも言える占いに頼ってみた。使えるものはなんでも使っとけ。

今回使うのは十姓名という姓名判断だ。名前の音から0~9のタイプに分け、さらに男性的か女性的かで二つに分ける。
本名「ささきしほ」で占ってみたところ、「-3」というタイプであることがわかった。

以下、http://www.kengoueda.com/html/sitemap_5.htmlからの引用である。

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強がっていてもホントは子供みたいに無邪気でかわいい人。
おだてに弱い単純なところも。難しい会話はNG。常に明るく楽しく接してあげよう。相手にはとことん尽くしてしまうタイプです。

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本心は、お姫様のようにちやほやされていたい-3女性。お世辞がすべて通用してしまう単純な人。
気難しい話はしないように。自分よりもどこか優れている、尊敬できる人を好みます。固い雰囲気を出すことなく、とにかく明るく楽しく振る舞うこと。
意外と子供っぽく、肝心なところで怖気づいてしまうため、最後はやさしく包んであげましょう。

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……当っている気がしないだろうか?
ちなみについ最近彼女は「褒められると伸びる、怒られると塞がる」とのツイートを残している。
つまり、これに従い明るく楽しく振舞ってひたすら褒めちぎれば笑顔にできるということらしい。まぁそれがほいほいできたら誰でも笑顔にできそうではあるというのは置いといて。
統計学的なものではあるが占いは占い。当たるも八卦、当たらぬも八卦。信じるかどうかはあなた次第だ。


■成長性Sランク、今後にさらに期待
2014年のソロオリジナル曲「ロードランナー」初披露時の映像を観たとき、まぁ正直、「歌下手だな……」と思った。しかしそれから約4ヶ月後の恵比寿Baticaで披露された際の歌唱は格段に上達しており驚かされたのをよく覚えている。
その後もライブを重ねるごとにスキルアップを重ねてゆき、その成果は先にも書いた通りアルバムで確認できるはずだ。

そして来る11月23日(月・祝)、満を持してしふぉん生誕祭「ささたん!」が開催される。待望のソロライブだ。
この日はスペシャルゲストも登場するとのこと。初めての方もそうでない方も、推しの方も推しでない方も、ぜひ当日は会場に足を運んで盛大に彼女の誕生日を祝おう。絶え間なく成長を続ける彼女の勇姿をダイレクトにチェックできるチャンスでもあるのでぜひ見届けてほしいと思う。

ちなみに一昔前にブームを起こしたひらがな四文字とエクスクラメーションマークの組み合わせだが、本人曰く牛たんが食べたいかららしい。ハロウィンで牛たんを求めるツイートもしており、よほど牛たんに執着があるようだ。うん、ツアー仙台で食べれるよ。


◎公演情報◎
しふぉん生誕祭
「ささたん!」

11月23日(月・祝)
会場:新宿ACBホール
開場18:30/開演19:00
前売3,500円/当日4,000円(1ドリンク600円別)

チケット:イープラスで発売中!!
https://t.co/QnPg7ixpi2

先行物販:17:00~18:00
・ささたん!限定チェキ券(※サイン有無未定)
・しふぉんデザイン新作オリジナルパーカー 5,000円
・amberくずゆデザイントートバッグ(缶バッチ付) 2,000円

※チェキ会は終演後。ささたん!限定チェキ券でのみ参加可能。
※プレゼントは物販横に設置されるプレゼントBOXに入れる形でお渡し可能。
※会場ロッカーが15個しかないため、駅や周辺でのロッカー利用推奨。