昨日は午後からクリスマス・ショッピング。

もちろん子供たちのため。

全てを吉祥寺で済ませた。

帰りにはクタクタ。

両手に3つずつの大きな紙袋をぶら下げて歩き回った。

周囲は家族ばかり。

ちょっと悲しかったけど、それでも愛するKidsのことを考えながらのお買い物はたのし。

今朝は飛び起きてすぐに郵便局へと走る。

特大のボックス2個にぎゅうぎゅう詰めにプレゼンツを押し込んで、米国へと送る。

ほっと一息するのと同時になぜか寂しさが胸に生じた...

喜んでくれるといいな。

帰宅後、今度はギターケースを片手に練馬の関町病院へと急ぐ。

今日はバラさんこと、榊原さんとの病院クリスマス・リサイタル。

患者さんたちのための癒しMusic performance.

ジングルベル~When you wish upon a star~Amazing Grace~きよしこの夜等々、全7曲。

途中、髭男爵に扮した院長先生が、White ChristmasでVocalをとっていただいた。

その後、院長男爵先生に私の背景を患者さんたちに披露させられた。

えっ、言ってなかったの?

と思いつつもここは18番のオハコ(同意語じゃ)。

「実はあたし~...」

と笑顔で斬る。

患者さんたちはニコニコ。

看護婦さんたちから「え~!!」とドヨメキのお声が上がる。

あらら、このままではクリスマス・リサイタルが別方向に行っちゃうよ。

クリスマスの優しさを手短に説きながら、音楽へとトピックを戻す。

KotaBaraPerformance122208
『KotaBaraPerformance122208』

病院でのPerformanceは昨年NYCのLennox Hospital以来...

PerformanceSeki122208c
『PerformanceSeki122208c』

でもあの時とは全てが違う。今回は招かれてのリサイタル。

Lennoxの皆はどうしたかしら?

あれからホントに全てが変わった。

神様に感謝。

演奏終了後に看護婦さんたちから花束を頂いた。

この数年のことが走馬灯のように脳裏にめぐっていたところだったので、泣きそうになってしまった。

いけない、いけない。

ここは笑顔よ。

BaraKota122208a
『BaraKota122208a』


関町を後にして、すぐ四谷の事務所へ。

打って変わっての真剣ミーティングが夕刻まで。

事務所ビルを出たら、大雨。

ずぶぬれになりながら、そばのコーヒーショップで軽食を摂る。

店内はがらがら。

なぜかまたNYCのことを考えつつ、雨の新宿通りの車の行き交いを眺めた。

地下鉄駅に入るまえに書店による。

サリンジャーのCatcher in the ryeとフィッツジェラルドのMy lost cityの日本語訳を流し目でチェックする。

村上春樹氏の邦訳は好きだ。

彼のリズム感は、殆ど邦訳ではなく、同氏のVersionとして捉えるべきであろう。

私だったら、あのようには訳さないだろうけど。

でも、それが文学、いやアートの存在意義の中軸だ。

誤読は読者や聴視者の特権なのだ。

...とすると、私の人生も、いや私のLiving Performanceも「人々によって誤読されること」を私も認知しなければならないのだろう。

なぜこのようなことを考えているかいうと...