今日は松涛での初日。
素晴らしかった。
声を失った。
私が今回お仕事をさせていただいているのは、ギャラリー・a-cube。
サイトは、
ぜひ、皆さんVisitしてね。
あたしはその2号店を任されました。
松涛のど真ん中にある(関西弁や)、いやまんまん中にあるすっばらしい空間です。
あたかもNYのギャラリーに舞い戻ったかのような錯覚を覚えました。
20年ぶりのArt Scene。
本当に嬉しい。
この20年間の野球人生を否定するわけではない。
でもようやく20年経て、私のあるがままの姿に一番近い職業に舞い戻れた。
Artに触れているだけで、またその「気」にふれているだけで、幸せになってしまう。
Art以外だったら、Guitarが一番「それに」ちかい。
これらの各アーティストに「降りてきた」後の作品に囲まれていることは至福の瞬間以外の何物でもない。
ホントに嬉しい。
私以上の才能を有し、それを具現化した天才達の作品に「直に」触れているのだ。
今まで、数百回を超えたであろうNYCの各美術館で見てきた数点が目の前にあるのだ。
けけけけけけけ。
気が触れてしまうよぉ。
なんで、WaholやJasper Jonesの作品があるのぉ?
なんで横尾や岡本太郎の作品があるのぉ?
おお、わが世の春、わが世の春。
「桜で一杯の春」どころの騒ぎではないのだ。
もう、超ウルトラ興奮状態が終日続いていた。
芸術。Art。
天才達の創造と具現化の賜物。
これはクリエーターの端くれとしてがゆえにその辛さと消耗度を理解しているからこそ、人の数千倍の尊重の念を抱かずにおれない。
今回の出展には、あのJohn Cageのプロフィールをモジッタ作品もある。
明日には本店と私が担当する2号店のイメージファイルをご紹介させていただく。
とにかく高尚で、かつ特別な時間軸に基づかれた空間なのだ。
そのGalleryとしての資質は、NYCのSOHOやLondonと全くいっしょのものである。
ああ、嬉しい!
センセ業という高尚のお仕事の後に、こんなにも私が水を得られるような職につけたとは。。。
ごめんね、みんな。
自己満足で独りよがりのことばっかだよね?
許してね。
でも今夜だけは許してよ。
ホントに辛かった日々が長かったからさ。
新しい職場での最初の日を終えた私とは対照的に、いや同意するかのように、風も今夜で5年間親しんだ職にさよならをつげだ。
全くの偶然とはいえ、やはり運命的なものを感じる。
この先には何が待っているのだろう?
このSubjectのことばっか考える。
今夜、渋谷のハイクラスなバーで一人で飲んだ。
その後、わざと吉祥寺では回転寿司で食事した。
どちらとも私だった。
ほっとする。
中央線内で流れている、「ダーリンは外国人」のJR版を見て号泣してしまった。
あまりにも近い。
あまりにも愛しくそして悲しい。
あのような日々はもうとっくに終ったはずなのに...
このところ、目を閉じれば私はNJにいる。
それも、ホントに「そこに」いるのだ。
気になってしょうがない。
でも連絡は取れない。
悲しいな。