田中角栄封じられた資源戦略 石油、ウラン、そしてアメリカとの闘い を読む | 遠慮なければ近憂あり

遠慮なければ近憂あり

最近の日本は目先派が増えて、今のことしか考えない人が増えています。

せめてこのブログを読む人だけでも、遠慮派になるように、啓蒙・啓発します。

これは本当に力作です。

概要は以下の内容です。

アメリカの傘下を離れ独自に資源供給ルートを確保する—。七〇年代に宰相・角栄は自ら世界を駆け回って直接交渉する「資源外交」を大々的に展開した。石油ではメジャー支配を振り切ってインドネシアやソ連と交渉し、原子力ではフランス、オーストラリア等と独自に手を結ぼうとした。角栄の失脚はこの資源外交の報復だとも言われている。実際のところどうだったのだろうか。石油メジャーやウラン・カルテルを形成する「資源帝国」とアメリカや欧州各国の思惑、そこを突き破ろうと突進した角栄の資源戦略はいかに展開され、いかに潰えていったのか。日米関係の大幅な組み換えが始まるいまこそ再検証すべき「資源戦争」の全容を詳細に描いた力作。

最近は真実を書いた書籍がまた出つつあります。

ぜひ、読んで見てください。