死の商人フランスの続きから | 遠慮なければ近憂あり

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最近の日本は目先派が増えて、今のことしか考えない人が増えています。

せめてこのブログを読む人だけでも、遠慮派になるように、啓蒙・啓発します。

死の商人の高笑いが聞こえる
結局、湾岸戦争はアメリカなどの、軍需産業を持った多国籍企業という死の商人によって仕組まれた戦争だった。
フセインに資金を送り続けたのはイタリアの銀行であり、化学兵器を造らせてきたのはドイツやソ連であり、原子炉とウランは堂々とフランスから売却され、スーパーガンはイギリスから輸出され、アメリカは資金援助を行ないイラクを戦争ができる国に育ててきた。
フセインに戦争させるという作戦を実行してきたのが、この軍需産業ファミリーだ。
世界を飛び回って、多国籍企業が操る「影の政府」の意思を世界に伝えて回ったアメリカ元国務長官ベイカー。
ユーゴ内戦の国連事務総長特使であり、かつ、アメリカ第2位の軍需産業ゼネラル・ダイナミックスの重役であり、かつ、大マスコミのニューヨークタイムズの重役であるサイラス・ヴァンス。
他のイラク在住外国人が足止めをくらったときに、イラクのフランスに対する30億ドルという借金をたてにフランス人のみを脱出させたフランス大統領ミッテラン。
僕たちが新聞やニュースで知ることのできる彼らの肩書きは、長官や大臣や、代表といった平和的なもので、人殺しを職業とする兵器工場の経営者という素性がどこにも書かれていない。ところが原爆・水爆・ミサイル・戦闘機から地雷まですべてを造り、ゲリラ戦の特殊部隊を生み出す戦慄すべき国際グループというのがこの一族の正体だ。
また、この一族の系図は、軍需産業とアメリカ、イギリス、フランスといった多国籍軍の中核をなした各国の政府や、国連、マスコミが一体である証拠だ。
近代の戦争はすべて彼ら「影の政府」が仕組んだものだ。
そして湾岸戦争直前の1990年、世界の軍需産業が不況にあえぎはじめていた。その軍需産業の不況を打破するために、多国籍軍が湾岸戦争を引き起こし、大量の兵器を消費して儲けようと企てた。
そして、日本が中東から大量に石油を買っていることを口実に、彼らは日本に対し、戦争の費用として1兆6000億円もの大金を出させたのである。そのとき、彼らのために働いたのが、日本の政界の黒幕、小沢一郎である。
また、軍需産業とアメリカ政府とのつながりは、現在ますます強まっており、クリントン大統領の閣僚の多くが、多国籍企業の重役出身である。
例えば、かつてのアメリカの国務長官のクリストファーがいる。彼がクリントン大統領から指名されたとき、潜水艦用の核ミサイル、「トライデント」や、湾岸戦争で使われたステルス戦闘爆撃機をはじめとする軍用機を数多く製造したアメリカ第3位の軍需産業ロッキード社の現役重役だった。
アメリカ大統領直属の情報機関、CIAの長官であるジェイムズ・ウールジーは、アメリカ国防総省との取引額第8位のマーティン・アリエッタ社の重役だった。この会社が生産していたトマホーク巡航ミサイルも湾岸戦争で有名になった。
さらに、クリントン政権は各軍需産業から政治献金を受け、彼らに操られている。ゼネラルモータース、GTE、テクストロン、グラマン、ゼネラルダイナミックスといった軍需産業がクリントン政権やアメリカ議会議員に政治献金をしていることが明らかになっている。
このようにアメリカは軍需産業のために政治を行なうような仕組みになっている。それがアメリカが世界各地で戦争を勃発させている理由である。
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グローバル2000報告の大量虐殺計画
1970年代に、このサイラス・ヴァンスは「グローバル2000報告」というレポートをまとめあげた。
これにより統一世界政府の建設をめざす、「三百人委員会」の具体的な方法が明らかになったが、その内容は恐るべきものだった。
それは、先進国間に戦争を引き起こしたり、アジアやアフリカや中南米の国に飢餓や疫病を起こして西暦2000年までに30億人もの人々を殺そうというのだ。
アメリカはこのレポートに対して、当時のカーター大統領が賛成、国務長官が承認し、大量殺人のプログラムを実行に移した。その一環として、アフリカにエイズウイルスがばらまかれた。
「彼ら」は、民衆に対して三つの実験を行なってきた。一つは、「自由」を資本主義体制に。次に「平等」を共産主義陣営に。そして「博愛」を国連で実験し、民衆(知恵ある「彼ら」からみれば「獣」)には、地球を統治できないと判断した。そこで、統一世界政府をつくりあげ、「彼ら」にとって、完璧な統治を行なおうというのである。
その統治をより効率よく運営するために、大幅な人べらしを考えている。それが、「グローバル2000報告」にある、むだ飯食いの30億人を殺そうという計画である。
この数字は、SFの分野ではしばしば取り上げられる。

例えば、アメリカ映画、『ターミネイター2』の冒頭のシーンに、「30億の人命が失われた1997年8月29日」という語りがある。

また、田中芳樹の小説、『創竜伝』には、人類を十数億人まで減らそうという計画が登場する。
この粛清計画は、すでに「彼ら」の手に落ちたマスコミで取り上げられることはないが、ジョン・コールマン博士のような研究者や、上記のようなSF作家がしばしば取り上げるところとなっている。
以上のように、統一世界政府樹立計画は着々と進んでおり、さらに多くの資金を必要としている。そこで資金源として日本のカネをまきあげた上で、日本を叩きつぶそうというのだ。
その先遣部隊はすでに日本に送り込まれている。それが在日米軍だ。


こんな説もあります。すべては本当だと思いませんが、ぜひ皆さんの知識のひとつに加えていただけたらと思います。