千葉の南総(上総)の久留里に久留里城がります。戦国時代に里見氏が築きました。
久留里城は千葉県君津市久留里に有った山城です。
久留里城までの道程はかなり急峻な山道を進みます。
古久留里城址
再建の久留里城
千葉・南総(現在の千葉県君津市久留里)に里見義尭が天文4年(1535年)に築きました。現在の久留里城は古久留里城の跡に昭和54年に再建。
鎌倉市岡本の史跡標石
里見義堯の活躍に付いては鎌倉市大船の石碑に見ることが出来ます。石碑はJR大船駅西口の鎌倉市岡本に有ります。
この碑文には、1526年に南総(千葉県・上総)の里見氏が鎌倉を攻め、この地を統治する北条氏時と数回の激戦。双方に多数の犠牲者を出したので、この供養塔が建てられたと有ります。この鎌倉攻めは里見義尭と思われます。後に小田原の後北条氏と戦ったのは里見義堯の子・里見義弘(1530~1578)でした。
江戸時代の小説家、曲亭馬琴が著した「南総里見八犬伝」を連想しました。それは室町時代を舞台とする伝奇物語でした。