新幹線発祥の地とは!? | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

今年は日本の新幹線完成から50年の節目の年に当たります。今回はその新幹線の試験区のあったスポットを紹介しましょう。そのスポットは小田原市鴨宮です。JR東日本東京駅から西に81㌔、1時間23分でJR鴨宮駅です。

鴨宮

新幹線は、東京オリンピック開催の10日前の昭和39年10月1日に完成しました。その新幹線の試験線区として、鴨宮と神奈川県の綾瀬間が設定されました。試験区に軌道試験車を走らせて、新幹線の振動とか加速度、発生音などの各種試験を行いました。

鴨宮

鴨宮

鴨宮駅の南口(海側)には、新幹線発祥の地の顕彰碑が建てられています。

この新幹線は昭和15年に計画された「弾丸列車計画」に端を発していて、この計画は実際に発動され、土地買収などが進められました。しかしながら太平洋戦争の拡大と戦況の悪化により頓挫。戦後、再び計画が取り上げられ遂行されたものです。

思えば、「弾丸列車計画」発動の昭和15年から経過すること24年後、昭和39年に新幹線が完成しました。今年は新幹線完成から50年の記念すべき年に当たります。

戦前から戦後に引き継いだ、雄大な計画と夢の実現に苦闘した技術者を讃えて止みません。新幹線物語に感動を新たにした次第です。



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