★ H・Gウェルズの「宇宙戦争」 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

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昨日、1/22夜9時から11時20分にわたり、フジテレビ系で、英のH・Gウェルズ作・土曜プレミアム、「宇宙戦争」が放映。


この「宇宙戦争」は、1953年にも映画化されています。

カリホォルニアに隕石が落下。その中には火星人の円盤が隠されていて、熱光線を放つ「ウォー・マシン」が地球侵略を始めた・・・。

 ★H・Gウェルズ・・・英・小説家、SFの父(1866~

   1946)


英のH・Gウェルズと対比して、米・オーソン・ウェルズがいます。米のオーソン・ウェルズは、「火星人襲来」なるラジオ・ドラマで、全米にパニックを引き起こしたことでも知られています。

 ★オーソン・ウェルズ・・・米・映画監督、俳優、脚本家、(1915~

   1985)


現代では、火星探査衛星で火星のベールは科学的に解明されつつ有りますが、1930年代では、火星の存在は不気味な星で、蛸に似た火星人が存在すると半ば公然と信じられていた時代でした。


ウェルズは、茶目っ気の有る性格も手伝い、火星人襲来をドキュメンタリー風にドラマ化したラジオ・ドラマを臨時ニュース形式で放送したのです。(1938/10/30)


おまけに目撃者まで登場させ、迫真の演技で放送を行なったので、人々は事実と誤認して、パニックに成ったのです。


時は、将に1928年の世界恐慌の後であったことで、人々の心は冷え切り寒々としていた所へ、ウェルズの巧妙な演出に、人々はその恐怖にすっかり嵌ってしまったようですね。


昨夜、9時からフジテレビ系テレビで放映された、「宇宙戦争」を楽しみました。


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