◆風評被害 | 真空管のアナログ世界に魅せられて

真空管のアナログ世界に魅せられて

「温故知新」と言う言葉が有りますが、真空管は将にそんな存在だと思います。真空管を今では知る人も少なくなりましたが、デジタル全盛の今でも、真空管のアナログ技術を学び、真空管ラジオを楽しむ人は沢山います。私もその中の一人です。真空管を愛しむ想いで・・・・。

私は、もともと豆腐とか納豆などの豆類の加工品が嗜好に合います。友人と居酒屋でビールなどを飲むときは、黙っていても友人が勝手に私のおつまみとして冷奴を注文してくれます。


ところが、最近、おなじみの納豆が街のお惣菜家さんから、消えたと言う噂を聞きました。私もつい気になって先日、店頭をのぞいてみました。


やはり、ない!噂は本当だったのだ!!


思い起こせば、同じような現象が以前にも有りました。ところてんが店頭から消えた事があります。納豆も、ところてんも、日本人の食生活に密接に結びついた身近な食品です。


これらの食品は安くて庶民的で、日頃不足しがちな食物繊維を手軽に摂取するのに大切な食品です。特に豆腐は畑の肉と言われる栄養豊かな食品です。


私は、今日のNIKKEI NET をみて、

あぜんとしました。


曰く、納豆ダイエット効果誇張、TV番組「あるある大辞典」と活字が躍っていました。関西テレビ放送(大阪市)は20日、納豆ダイエット効果を取り上げた1/7日情報番組で、実際には行なっていない実験データーを捏造して効果をでっちあげたというのです。


視聴者の健康に対する関心は、たしかに異常な程のものが有ります。しかし、この傾向は、決して間違ったことではないと思っています。まず、自分の健康維持増進が、何にごとにも優先するわけですからね。


私は、この報道を観て、何時ぞやの某局のしでかしたテレビ番組視聴率向上にまつわる、疎ましい事件を思い出しました。


なんと浅ましい行為でしょう。何としてもデーターの捏造は、視聴者を欺くものです。過去の「ところてん」騒ぎも、この類ではないだろうかと勘ぐらわずにはいられません。


私は、今回の事件で、本来の納豆とか豆腐、ところてんなどの食品が、本来持っている健康効果までが損なわれる事を懸念します。


この事件で、明日から納豆は、異常人気化の反動で、店頭に山積みに成るかもしれません。たとえそうだとしても、、私は豆腐とか納豆を食べ続ける事でしょう。


納豆
お馴染の納豆


丹波の黒豆
丹波の黒豆